リオ五輪アジア大陸予選が物議を醸す
4月13日から17日まで行われたオリンピック競技大会卓球競技アジア大陸予選会が幕を下ろしました。
日本選手が出場した第1ステージの東アジア枠では、男子が馬龍選手(中国)、女子は李暁霞選手(中国)が優勝して出場権を獲得。女子は伊藤美誠選手が準々決勝で丁寧選手を破ったことが大きな話題となりましたね。
そんな中で、今回の予選会はその試合方式が物議を醸しています。
今までの五輪では、大会前の世界ランキング上位20名ほどが自動的に代表権を獲得。その後世界ランキングにより代表権を獲得出来なかった選手がそれぞれの大陸予選で出場権を争ったわけです。
今回は、5月下旬に発表される世界ランキングの上位22名が自動的に代表権を獲得出来ることが決まっているのにも関わらず、世界ランキング上位者もまずこの大陸予選に出場することを求められました。
日本選手では、例えば水谷選手は4月の世界ランキングが7位なので5月に発表されるランキングで22位以内に入り自動的に出場権を獲得出来ることはほぼ間違いありません。それにも関わらず今回のアジア大陸予選に出場しなければならなかったのです。
そういったこともあり、第1ステージで敗退した日本の各選手は第2ステージに出場することも出来たのですが、全員が棄権しました。
許昕選手(中国)や劉詩ウェン選手(中国)が早々に敗れたのもモチベーションが上がらない大会というのが理由の1つに上がるのかも知れません。
さて4月28日から30日までアジアカップがアラブ首長国連邦のドバイにて開催されます。こちらは伝統のある大事な大会。
日本からは水谷、大島、伊藤、平野の各選手が出場予定です。
どういった戦いぶりを見せてくれるのか注目ですね。
(ライター:masa雅)
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