ゆうの試打シリーズ「アイギス」編 直線的に刺さるカット
2021/10/09
今回は今まで使っている人を見たことがないカットラケットを紹介します。
新発売? いえ、発売から2年くらいは経っていると思います。
用具のこだわるカットマン界隈でも、これは埋もれていたラケットです。盲点でした。
統計的にカットマンは用具にこだわります。
その理由は「専用の用具があること」、そして「数が少ないこと」でしょう。
カットマンはカット用が発売されたら、とりあえず試してみたい衝動にかられるようです。「カット用を出しておけば安心」と、メーカーからしたらある程度の絶対数は売れるカテゴリーとして認識されています。
さて、そんなヒット間違いなしのカット用の中で、はっきり言って、このラケットは埋もれまくりでした。
それはXIOMのアイギスです。
代理店だったVICTASから、現地法人の卓永(XIOMジャパン)へ販売元が移った時にヒョンと追加されたラケットです。
私も「とりあえずカット用は置いておこう」と数合わせのラケットだと思っていました。何よりXIOM側が全然宣伝してなくて、目立ってもいませんでした。
このラケットを見つけ出した人に何か賞をあげたいくらい、今回びっくりしています。
性能は動画で確認していただきたいですが、
直線的な刺さるカット、浮き上がらない抑えやすさ、等圧の5枚合板、そして攻撃力の高さ。
特に弾道の鋭さは特筆もので、カット打ちをした3人全員が「打ちにくい」と評価しました。
スーッとまっすぐ飛んできて、グッっと失速し、ズバっとコートへ落ちる。
言葉で表現するのは難しい。だから動画を御覧ください。
このラケット、定価7000円(税抜)ですよ。
価格の面でもオススメできます!