ゆうの試打レビュー　ブルースターA1　1万円近い超高級ラバー登場

税込9,640円！
やばいほどの高価格にまずはビックリさせられたが、テナジーが約7〜8000円、ディグニクスが8〜9000円と考えると、そうでもないのかな。
近年のラバー高騰に麻痺している感覚がある。

しかし、バタフライ以外のメーカーだとXIOMのオメガⅦツアーiが1万円以上の価格をつけて話題となったが、「話題になっただけ！」と言わざるをえないほど、売れてない。

「バタフライと勝負できるラバーなんだ！」といくら言われても
「いや、それならバタフライ買いますよ」と言われてしまう。
ぼくらが求めているのは、バタフライを凌駕するラバー、もしくは同等で価格を抑えたラバーなのだ。

そんなオメガの二の舞いになりそうな予感がぷんぷんするブルースターA1。

PRはほとんどしておらず、話題にもなっていない。ドニック契約の選手とコーチたちが絶賛しているくらいで、その実態はわからない。

「誰か買って評価してくれ！」という人柱の募集も見ないところに、最近のドニックらしさ（控えめにリリースする）を感じた。

じゃあ、打ってみようじゃないか？

試打した特徴を並べてみよう
・球足が早い
・球の伸びがある
・弾道は直線的
・飛距離が出る
・52.5度のスポンジ硬度
・引き合いに強い
・下回転打ちが楽
・カウンターは飛びすぎる

という感じだった。

使えば使うほど、上級者向けのポテンシャルを感じた。
中級者の自分としては
・飛びすぎる
・直線的すぎる
・引き合いしない
・カウンターめっちゃ暴発する

高性能が無用の長物になってしまった。

ドイツ版のディグニクス05のような性能であることは間違いないが、
ちょっと扱いが難しいなぁと正直な感想。

上級者〜トップ選手になるとこのくらいのパワー・威力・飛距離が必要なんだろうなと思い、「メーカーとしてこんなトップクラスラバーも用意してますよ！」というラインナップとして置いておく意味があると理解しよう。

日本リーガーに言われたらオススメしようかな。