日本とゆかりのある選手らも登場 ITTF世界選手権デュッセルドルフ大会2日目 卓球

2017/05/30


世界選手権デュッセルドルフ大会(個人戦)には日本代表選手以外にも、日本とゆかりのある選手たちが出場しています。

その1人は、フィリピン代表として女子シングルス予選リーグに出場した小野立夢(おのりずむ)選手。
日本人の父親とフィリピン人の母親の間に生まれ両国の国籍を保有するという小野選手は現在中学1年生。埼玉県の岡部中学に所属し全国屈指の強豪校、正智深谷高校で練習を積んでいます。
平成26年度全日本選手権カブの部(小学4年生以下の部)で準優勝するなど国内でも好成績をおさめている小野選手。
今大会の世界選手権初日には予選リーグで1勝を上げました。2日目の第2試合ではリオデジャネイロ五輪ナイジェリア代表のオショナイケ選手に敗れ、惜しくも決勝トーナメント進出はなりませんでした。
残る女子ダブルスでの活躍にも期待です。

もう1人は、オーストラリア代表として男子シングルス予選リーグに出場したケーン・タウンゼント選手(23)。
94年に亡くなった荻村伊智朗氏が設立した東京都三鷹市のITS三鷹卓球クラブで10代前半の頃から修行を積んでいる選手です。兄のウェイド・タウンゼント選手とともに2014年世界選手権東京大会(団体戦)にも出場し、2020年東京五輪での活躍が期待される選手。
今大会では予選リーグで2試合を終えた時点で2勝0敗としたものの、決勝トーナメント進出をかけた第3試合ではDINH Quang Linh選手(ベトナム)に3-4で敗れて惜しくも予選リーグ敗退となりました。
オセアニア地域を代表するタウンゼント選手の今後にも注目です。

(ライター:masa雅)


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