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ゆうの試打レビュー NUZN50 圧倒的な安心感と耐久性
5度変わるだけで、ここまで使いやすいのか

#データと共に
というキャッチコピーは説明がない人からしたら「なんだそりゃ」という感じだろう。
この
#データと共に
とは、スピンサイトというボールの回転量、回転軸、スピードなどを瞬時にわかる新しいシステムを使って開発したラバーという意味だ。
試打者が打って良い悪いを評価するのではなく、数字でしっかり見せることで、明らかに性能が上がったことを示している。
NUZNは某大ヒットトップラバーの性能を数字では上回ったというから、データでは現状世界トップクラスのラバーだと自信を持って言えるのだ。
1万円という高い価格がどう受け入れられるのか未知数だったが、予想以上の売れ行きで、アンドロのホクホク顔が目に浮かぶ。
そのNUZNの新ラバーが「NUZN50」だ。
先に発売された「NUZN55」との違いは、スポンジ硬度・・・・のみ。
シートは同じ、粒形状も同じ。ソフトバージョンと思って良い。
5度変わるとだいぶ変わるのは皆さんご承知。
XIOMのヴェガもアジアとヨーロの違いは5度なので、結構違うことがわかるだろう。
打ってみると本当に違いがある。
明らかに柔らかい、そして明らかに使いやすい。
シートが硬かった分だけ、食い込みはかなり感じられた。
あーー、すごい。打ちやすい。
と思いながら打っていると、相手から一言、、、
「いつも(NUZN55)と打球、変わらないです」
な、、、なんだってーーー!!!
どうやら対戦相手からすると、いつもと変わらない打球が飛んできて、しかも安定しているから厄介ということだ。
そんないいこと尽くしのことがあるのだろうか・・・。
単純に55度の硬さに振り回されて、50度が適正だった・・・ということも予想されるが。
ということで、私はNUZN55からNUZN50へと変更しました。
悪いところがない。強いていえば、中陣からのドライブに圧がなくなったことくらいでしょう。
数時間使って思ったのは、前陣の打球は遜色ないが、下がったときの打球には威力が載っていないように感じる。
相手も打ち合いになると、いつもより取りやすいと言ってきたからこそ、MAXパワーの上限値はやはり55のほうが上のようだ。
でも忘れてはいけないことは、中級者にとって50でも硬い部類。
多くの選手は50度で十分。55は背伸びしすぎだったのかもしれない。
動画でいろんな打球を打っているので、ぜひ参考にしてもらいたい。
間違いないのは2025年春の新製品で“買い”の一枚ということだ。
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