中国が盤石の布陣で2連覇を達成 日本は準決勝に進めず5位に 2024ITTF混合団体ワールドカップ
2024/12/09
12月1日から12月8日まで中国の成都で「ITTF混合団体ワールドカップ2024」が開催された。
昨年の初開催に続いて優勝を飾ったのは中国。順当に勝ち星をかさね、決勝の韓国戦も奪われたのは1ゲームのみ。敗れた試合はステージ2の韓国戦で王楚欽/梁靖崑の男子ダブルスが安宰賢/趙大成に敗れたのみで、現時点で最高といえる盤石の布陣でのぞんだ卓球帝国が2連覇を達成した。
■混合団体■
●ステージ3●
●決勝
中国 8-1 韓国
王楚欽/孫穎莎 2(9、-17、4)1 申裕斌/趙大成
王曼昱 3(3、7、2)0 キム・ナヨン
林詩棟 3(6、4、6)0 呉晙誠
●3位決定戦
中国香港 8-2 ルーマニア
呉詠琳/姚鈞涛 3(3、6、9)0 サマラ/O.イオネスク
杜凱栞 2(7、8、-7)1 スッチ
黄鎮廷 2(-9、5、9)1 E.イオネスク
黄鎮廷/姚鈞涛 1(4)0 モビレアヌ/O.イオネスク
●準決勝
中国 8-1 ルーマニア
王楚欽/孫穎莎 2(8、3、-9)1 O.イオネスク/スッチ
王曼昱 3(4、5、7)0 ディアコヌ
林詩棟 3(5、8、6)0 E.イオネスク
韓国 8-5 中国香港
申裕斌/趙大成 3(8、7、6)0 呉詠琳/姚鈞涛
徐孝元 0(-5、-5、-10)3 杜凱栞
張禹珍 2(-3、3、2)1 黄鎮廷
安宰賢/趙大成 2(-9、9、11)1 黄鎮廷/姚鈞涛
申裕斌/田志希 1(4)0 呉詠琳/杜凱栞
●ステージ2(上位4チームがステージ3に進出)●
1位:中国:7勝0敗
2位:韓国:6勝1敗
3位:中国香港:5勝2敗
4位:ルーマニア:4勝3敗
5位:日本:3勝4敗
6位:ドイツ:2勝5敗
7位:フランス:1勝6敗
8位:アメリカ:0勝7敗
●ステージ2 日本の試合結果●
日本 2-8 中国
川上流星/面手凛 1(-5、-3、9)2 王楚欽/孫穎莎
赤江夏星 0(-7、-7、-5)3 王曼昱
田中佑汰 1(-5、-10、6)2 林詩棟
笹尾明日香/赤江夏星 0(-6)1 孫穎莎/王芸迪
日本 7-8 中国香港
萩原啓至/赤江夏星 1(6、-6、-9)2 姚鈞涛/呉詠琳
面手凛 1(-5、-10、11)2 杜凱栞
田中佑汰 2(4、-8、9)1 黄鎮廷
赤江夏星/面手凛 2(8、-9、8)1 杜凱栞/呉詠琳
田中佑汰/萩原啓至 1(-7、10、-9)2 黄鎮廷/姚鈞涛
日本 5-8 韓国
萩原啓至/赤江夏星 2(7、10、-9)1 趙大成/キム・ナヨン
笹尾明日香 1(-8、-8、6)2 申裕斌
田中佑汰 1(-3、9、-7)2 張禹珍
萩原啓至/川上流星 1(-5、10、-10)2 安宰賢/趙大成
森さくら/笹尾明日香 0(-6)1 田志希/申裕斌
■試合方式■
1.混合ダブルス
2.女子シングルス(混合ダブルスに出ない選手)
3.男子シングルス(混合ダブルスに出ない選手)
4.女子ダブルス or 男子ダブルス
5.男子ダブルス or 女子ダブルス
・4番5番の順番は第1試合が終了後、ランクが下のチームが決定する
・各試合は3ゲームマッチ(3-0か2-1)。先に8ゲームを獲得したチームの勝利となる
■大会システム■
●第2ステージ
第1ステージの上位2チームが第2ステージに進出。(4グループ計8チーム)
8チームによる総当たり。第1ステージで対戦したチームとは再戦せず、第1ステージの結果が持ち越される
●第3ステージ
第2ステージの上位4チームによるトーナメント戦。準決勝は第2ステージの1位と4位、2位と3位が対戦する
(ライター:菅家雅治)