【どれ使う?】ディグニクス05とジェネクションとV20ダブルエキストラを本職ラケットで徹底比較してみた

2024/05/31


元日本リーガーで日本式ペンドライブ型の下川裕平さんが本職ラケットに貼ってディグニクス05と春の新商品・Nittakuのジェネクション、V20ダブルエキストラを試打。

私は2024年3月ごろにディグニクス80から05に本職ラバーを変更しました。
今回の試打にもあるようにディグニクス05は相手の強いボールに強く(打ち負けないで倍返しのようなボールが出る)、守備に回った時のボールの質が高い(バウンド後に伸びや曲がりが大きい)ので、改めて「穴が少ないラバー」という印象を受けました。
ただ、私のように練習量が少ないプレーヤーにとって「ゆっくりなボールを自分から打ちに行く」このような状況に関しては少し難しさを感じる部分がありますが、練習量がしっかり確保された選手であれば、全然気にならない範囲の使用感だと思います。


次にV20ダブルエキストラですが、とにかく「攻撃力に特化」したラバーだと感じました。特に下回転に対してループドライブをしたときのボールの掴みや回転量には自分でも驚きました。その反面、守備に回った時のショートや軽いロビングなどのときにボールに伸びや回転の残りがなく、ただの棒球になるような印象があり、私のような少し守備が入ってしまうペンドラプレーヤーには相手のミスによるラッキーな得点が減ってしまうように感じました。
なので、ほとんどショートを使わないタイプの選手やシェークハンドのフォア面に貼る分にはディグニクス系よりも良さが出るのではないかと感じます。

続いて2024年Nittakuの新商品・ジェネクションですが非常に「持つ感覚」があるラバーだと感じました。似たラバーを指すならテナジー05かなと。そして、そこに加わる「スマッシュの打ちやすさ」。現代で流行っているラバーにはないオンリーワンの性能を感じました。
ただ、最高の厚さが「特厚(2.0mm)」のせいか伸びや相手コートについてからの圧力に物足りなさを男子選手だと感じてしまいそうです。
他のラバーにはない自在性と安定性があるので、女子選手のフォア面、または男子選手のバック面といった感じでパワーでゴリ押ししないほうに貼ると良さが出るのではないかと感じました。

今回の試打を踏まえて、私はまだまだディグニクス05を使うことになると感じました(汗)

今回の動画が参考になると幸いです。

下川


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