尚坤とフランチスカのザールブリュッケンがオクセンハウゼンを下し初V 2019/2020ブンデスリーガ 卓球

6月10日に再開された2019-2020 ドイツ・ブンデスリーガ 男子1部のプレーオフは14日に決勝が開催され、初優勝を狙うシーズン1位のザールブリュッケンとシーズン3位で昨シーズン王者のオクセンハウゼンが激突した。

シーズン中の直接対決は2勝0敗と分が良かったザールブリュッケン。中でもシーズン中のオクセンハウゼン戦は単複3勝0敗と負け無しのフランチスカ（ドイツ）はトップで世界ランキング6位のカルデラノ（ブラジル）をフルゲームで破り、チームを勢いづけた。
今シーズン20勝4敗と抜群の安定感をほこる尚坤（中国）はオクセンハウゼンのツインエース、カルデラノとS.ゴズィ（フランス）を優勝がかかる大一番でもきっちりとねじ伏せ、その勝負強さを見せつけた。

一方今シーズン限りでポーランドリーグへの移籍が決まっているオクセンハウゼンのディヤス（ポーランド）は0-2の劣勢で回ってきた3番で盤石の勝利。同じような状況からの逆転劇を演出した準決勝の再来を期待させたが今回は叶わず、母国へ戻ることとなった。

■2019-2020 ドイツ・ブンデスリーガ 男子1部■
●プレーオフ決勝（6/14）
ザールブリュッケン 3-1 オクセンハウゼン
○フランチスカ 3（3、-6、10、-9、10）2 カルデラノ
○尚坤 3（8、7、-9、10）1 S.ゴズィ
　ヨルジッチ 1（-9、-10、12、-3）3 ディヤス○
○尚坤 3（9、6、9）0 カルデラノ

■2019-2020シーズン 順位表（レギュラーシーズン）■
1位：ザールブリュッケン：17勝4敗
2位：ボルシア・デュッセルドルフ：17勝4敗
3位：オクセンハウゼン：15勝6敗
4位：ブレーメン：15勝6敗
5位：ミュールハウゼン：13勝8敗
6位：ベルクノイシュタッド：11勝10敗
7位：グリュンヴェッターズバッハ：10勝11敗
8位：ノイ・ウルム：9勝12敗
9位：ケーニヒスホーフェン：9勝12敗（及川瑞基所属）
10位：フルダ・マーバーツェル：6勝15敗
11位：グレンツァオ：3勝18敗
12位：ユーリッヒ：1勝20敗

（ライター：菅家雅治）