2021世界ユース 日本代表選手選考基準が発表 12月にポルトガルで本大会開催予定 2021卓球
2021/08/08
日本卓球協会は7月21日、「2021年世界ユース卓球選手権大会 男女団体日本代表選手選考基準」を発表した。
従来開催されていた世界ジュニア選手権は今年から世界ユース選手権に置きかわり、12月1日にポルトガルのリスボンで第1回大会が行われる。その日本代表選手は下記の基準で選出されることになる。
2021年全日本ジュニアの優勝者は選考基準を満たすため、今年のジュニア男子シングルスを制した濱田一輝(愛工大名電高)とジュニア女子シングルスを制した大藤沙月(四天王寺高)は代表権を獲得。
また2021年全日本選手権女子シングルスでベスト4入りを果たした木原美悠(JOCエリートアカデミー/星槎)も基準を満たすことになる。
その他、10月に行われる最終選考会の優勝者が日本代表選手に選出される。
<世界ユース選手権 本大会期間>
2021年12月1日~12月8日
開催地:ポルトガル・リスボン
<1.男女団体日本代表選手 U-18該当選手4名の選出方法>
※該当選手はU-18高校3年生以下を対象とする
(1)2021年全日本卓球選手権大会 ジュニアの部男女シングルス優勝者1名
(2)2021年全日本卓球選手権大会 男女シングルスベスト4以上のU-18該当選手
(3)世界ユース選手権国内最終選考会 優勝者1名
(4)2021年アジア卓球選手権大会(9/28~10/5、於:カタール)日本代表のうちU-18に該当する選手(U-18該当選手が1名以上の場合には強化本部にて決定する)
(5)上記(1)~(4)により選出された人数が4名に満たない場合は、次の1点を勘案し強化本部にて決定する
①世界ユース選手権国内最終選考会の順位
(6)上記(1)~(5)により選出された選手から、辞退・故障者が出た場合には強化本部にて選出し決定する
<2.男女団体日本代表選手 U-15該当選手4名の選出方法>
※該当選手はU-15中学3年生以下を対象とする
(1)世界ユース選手権 国内最終選考会U-15該当選手上位2名
(2)2021年度全日本選手権大会カデットの部 14歳以下男女シングルス優勝者1名
(3)2021年度全日本選手権大会カデットの部 13歳以下男女シングルス優勝者1名
(4)上記(1)~(3)により選出された人数が4名に満たない場合は、次の1点を勘案し強化本部にて決定する
①世界ユース選手権国内最終選考会の順位
(5)上記(1)~(4)により選出された選手から、辞退・故障者が出た場合には強化本部にて選出し決定する
<3.世界ユース第1次選考会免除者>
①2021年全日本卓球選手権大会 男女シングルス5位~8位の選手(U-18該当選手)
②2021年全日本卓球選手権 ジュニアの部2位~4位の選手
③2021年全国高等学校卓球選手権大会 男女シングルス1位~4位の選手
④2021年全国中学校大会 男女シングルス1位~4位の選手
<4.世界ユース第1次選考会出場選手該当者>
①2021年度4月発表のJNT選手U-18に選出されている選手
②2021年全日本卓球選手権ジュニアの部 男女シングルス5位~8位の選手
③2021年全国高等学校卓球選手権大会 男女シングルス5位~8位の選手
④2021年全日本卓球選手権大会ホープスの部 男女シングルス1位~2位の選手
強化本部推薦若干名(上記3.の該当者が16名に満たない場合の選出方法)
①2021年度4月発表のJNT選手U-15に選出されている選手の記載順から選考
<5.選考会概要:(新型コロナウイルス感染症拡大防止のため以下のスケジュールとする)>
①1次選考会期間
・2021年9月17日~18日(女子)
・2021年9月19日~20日(男子)
・場所:千葉県旭市
・試合方法:選手16名(8名ずつの2グループ・全5ゲーム・順位決定1試合含む)
※第1次選考会免除者の人数決定後、第1次選考会通過者人数を男女調整
②最終選考会期間
・2021年10月25日PM~26日AM(女子)
・2021年10月26日PM~27日AM(男子)
・場所:大分県杵築市
・試合方法:選手12名(6名ずつの2グループ、全5ゲーム・準決勝・決勝・順位決定1試合含む)
<6.その他>
①2021年世界ユース選手権団体戦はU-19とU-15に分けられるが、1次選考会及び最終選考会は今まで同様U-18(高校生以下)・U-15(中学生以下)一緒に選考会を開催する。
②U-15の代表選手については最終選考会終了後に母体及び選手本人から了承を得て強化本部にてU18(高校生以下)かU-15(中学生以下)に振り分ける
③シングルスへのエントリーは団体戦出場選手の中からWR上位を優先にITTFへ申し込む
※参加条件枠があるためWRの低い選手はシングルスには出場できない可能性がある
④ダブルス種目については団体戦出場選手内で強化本部が検討しペアリングを決定する
⑤上記選考会がコロナ感染拡大状況等により開催されなかった場合は、強化本部にて調整し代表選手を決定する
⑥ITTFが大会要項を発表し、本選考基準との齟齬が発生した場合は再度強化本部にて審議する
(ライター:菅家雅治)