混合ダブルスが東京五輪の正式種目に 国際オリンピック委員会発表 卓球

2017/06/10


9日に国際オリンピック委員会(IOC)の臨時理事会が開かれ、2020年東京五輪の新種目として卓球の混合ダブルスの採用が決まったことが発表されました。女性アスリートの参加比率を高めることや、若者の人気などが考慮された模様です。

これにより東京五輪卓球競技は、男女団体、男女シングルス、混合ダブルスが実施されます。(リオデジャネイロ五輪は男女団体、男女シングルスが正式種目)
種目は追加されたものの、一方でIOCとしては選手の参加人数は増やさない模様。したがって、卓球競技は1つの国から男女それぞれ最大3名までしか参加出来ないというルールは変わらなそうです。シングルスに出場する選手が混合ダブルスにも出場できるのか、シングルスに出場しない団体の3番手同士でないと混合ダブルスに出場できないのかなどは未定で、今後決定されます。

2017年世界選手権デュッセルドルフ大会では吉村真晴/石川佳純ペアが混合ダブルスで金メダルを獲ったのは記憶に新しいところ。東京五輪でのメダル獲得も十分に期待できるでしょう。
一方で、世界選手権では中国が方博/ゾルヤ(中国/ドイツ)ペアとグロート/馮亜蘭(デンマーク/中国)ペアしかエントリーしなかったことや、前述の通りペアリングの方法が未定なことなどを考えると、東京五輪では団体やシングルス同様、混合ダブルスでも厳しいメダル争いになることは間違いなさそうです。

(ライター:masa雅)


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