2020欧州チーム王者はボルシア・デュッセルドルフに決定 3年ぶり12回目のV 2020-2021 ECL 卓球

12月17日から19日にヨーロッパチーム王者を決めるヨーロッパチャンピオンズリーグ（ECL）の準決勝と決勝がドイツで行われた。
通常はホーム・アンド・アウェー形式で2戦ずつ試合が行われるECL。今シーズンはコロナ禍での開催のため、ドイツのデュッセルドルフを舞台に短期間での一発勝負となった。

今シーズンの欧州チャンピオンに輝いたのはボルシア・デュッセルドルフ（ドイツ）。前々大会の準決勝で苦杯を喫したUMMC（ロシア）に対し、2年前とほぼ同じメンバーで挑んだボルシア・デュッセルドルフはボル、K.カールソン、シェルベリの3選手がそれぞれ1得点ずつ重ねチームプレーで2年前のリベンジを果たした。

ドイツ勢の対決となった決勝は11月下旬に行われたブンデスリーガでは0-3で敗れているザールブリュッケンに対し、ボルシア・デュッセルドルフはエースの尚坤から2得点。完勝で3年ぶり12回目のヨーロッパ王者に輝いた。

■2020-2021 男子ヨーロッパチャンピオンズリーグ 決勝トーナメント■
●決勝
ボルシア・デュッセルドルフ（ドイツ） 3-1 ザールブリュッケン（ドイツ）
○ボル 3（-7、6、7、-4、6-4）2 尚坤
○シェルベリ 3（2、7、-9、6）1 フランチスカ
　K.カールソン 1（4、-8、-7、-3）3 ヨルジッチ○
○シェルベリ 3（3、-8、4、-6、6-5）2 尚坤

●準決勝
ボルシア・デュッセルドルフ（ドイツ） 3-2 UMMC（ロシア）
　K.カールソン 0（-8、-8、-3）3 グロート○
○ボル 3（6、8、6）0 プツァル
○シェルベリ 3（-10、7、5、-11、6-3）2 ピッチフォード
　ボル 2（-5、10、6、-19、0-6）3 グロート○
○K.カールソン 3（9、9、2）0 プツァル

ザールブリュッケン（ドイツ） 3-1 オレンブルク（ロシア）
○フランチスカ 3（8、-5、6、-7、6-3）2 フレイタス
○尚坤 3（12、-9、3、4）1 サムソノフ
　ヨルジッチ 1（4、-10、-6、-5）3 オフチャロフ○
○尚坤 3（7、8、-1、-5、6-4）2 フレイタス

※最終ゲームは6ポイント先取

（ライター：菅家雅治）