東京五輪代表のシェルベリが殊勲の活躍、ボルシア・デュッセルドルフが3季ぶりのプレーオフ制覇 ブンデスリーガプレーオフ決勝 卓球 ドイツ

卓球ドイツ・ブンデスリーガ男子1部は6月6日、2020-2021シーズンのプレーオフ決勝、ボルシア・デュッセルドルフ 対 ザールブリュッケンの試合を開催した。

レギュラーシーズン1位でヨーロッパチャンピオンズリーグを制したボルシア・デュッセルドルフは個人ランキング1位（25勝2敗）のシェルベリが2得点の活躍。怪我から復帰したボルがザールブリュッケンのツインエースの1人、尚坤を破り3シーズンぶり31度目のブンデスリーガ制覇を果たした。

年間通して今シーズン絶好調のシェルベリは東京オリンピック男子団体と男子シングルスにスウェーデン代表として出場予定だ。
2020年以降、国際大会での日本選手との対戦は及川瑞基戦のみで未知数の部分もあり、日本選手にとって最も警戒すべき選手の1人といえるだろう。
（2020 ITTFチャレンジ・スペインオープンで及川瑞基と対戦し4-0でシェルベリの勝利）

■2020-2021 男子ドイツ・ブンデスリーガ 1部■
●プレーオフ 決勝
ボルシア・デュッセルドルフ 3-1 ザールブリュッケン
　K.カールソン 2（-9、-8、4、9、-4）3 ヨルジッチ○
○シェルベリ 3（-9、10、8、9）1 フランチスカ
○ボル 3（-9、8、7、6）1 尚坤
○シェルベリ 3（5、8、-10、10）1 ヨルジッチ

■2020-2021シーズン 順位表（レギュラーシーズン）■
※上位4チームがプレーオフに進出

1位：ボルシア・デュッセルドルフ：20勝2敗
2位：ザールブリュッケン：15勝7敗
3位：オクセンハウゼン：15勝7敗
4位：グリュンヴェッターズバッハ：13勝9敗
5位：ノイ・ウルム：13勝9敗
6位：ベルクノイシュタッド：12勝10敗
7位：ブレーメン：11勝10敗
8位：ケーニヒスホーフェン：11勝11敗
9位：ミュールハウゼン：11勝11敗
10位：フルダ・マーバーツェル：6勝16敗
11位：グレンツァオ：3勝18敗
12位：バート・ホンブルク：1勝21敗

■レギュラーシーズン 選手個人ランキング■
1位：シェルベリ（ボルシア・デュッセルドルフ）：25勝2敗
2位：S.ゴズィ（オクセンハウゼン）：26勝5敗
3位：ファルク（ブレーメン）：25勝9敗
4位：カルデラノ（オクセンハウゼン）：15勝1敗
5位：尚坤（ザールブリュッケン）：19勝6敗
6位：ヨルジッチ（ザールブリュッケン）：18勝5敗
7位：シュテガー（ケーニヒスホーフェン）：24勝13敗
8位：王熹（グリュンヴェッターズバッハ）：23勝12敗
9位：K.カールソン（ボルシア・デュッセルドルフ）：15勝4敗
10位：チウ・ダン（グリュンヴェッターズバッハ）：16勝7敗

（ライター：菅家雅治）