卓球界の至宝、オリンピック6回出場のサムソノフが東京五輪を欠場 2021卓球

2021/07/07


ITTF(国際卓球連盟)は7月6日、東京五輪男子シングルスに出場予定だったリオデジャネイロ五輪男子シングルス4位のサムソノフ(ベラルーシ)が怪我を理由に欠場すると発表した。

45歳のサムソノフは1996年アトランタ五輪から6大会連続でオリンピック出場を果たしている世界的な名選手だ。
最も大きな国際大会の1つであるオリンピックの男子シングルスで2度ベスト8に輝き、41歳の時に出場したリオデジャネイロ五輪では3位決定戦で日本の水谷隼と激しいメダル争いを繰り広げた。
今年4月に45歳を迎えながらも、世界ランキングは28位といまだ世界のトップをキープしている。
また試合に負けた直後にもかかわらず相手選手の健闘を称える振る舞いを見せるなど、紳士的でマナーの優れた選手としても知られている。

残念なニュースである一方で、世界中のファンが卓球界の至宝の怪我の回復と現役の続行を望んでいることだろう。

なお代わりにイギリスのドリンコールが繰り上がりで出場する予定となっている。

■サムソノフ オリンピック結果■
1.アトランタ五輪(1996年):男子シングルスベスト8(王涛/中国)
2.シドニー五輪(2000年):男子シングルスベスト8(ワルドナー/スウェーデン)
3.アテネ五輪(2004年):男子シングルスベスト16(梁柱恩/中国香港)
4.北京五輪(2008年):男子シングルスベスト16(パーソン/スウェーデン)
5.ロンドン五輪(2012年):男子シングルスベスト16(張継科/中国)
6.リオデジャネイロ五輪(2016年):男子シングルス4位(張継科/中国、水谷隼/日本)

※()内は負けた相手選手

(ライター:菅家雅治)


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