樊振東が東京五輪のリベンジ 馬龍を破ってチームを優勝に導く 2021全中国運動会 団体結果

9月17日から中国の陝西省で『第14回 全中国運動会・卓球競技』が開催されている。4年に一度開催され、40種目の競技で中国のナンバーワンが争われる伝統的な大会だ。

卓球競技の男子団体は、樊振東率いる広東省が馬龍率いる北京市を下して優勝。
樊振東は東京オリンピック男子シングルス決勝で苦杯を喫した馬龍と優勝をかけた4番で激突。大歓声の中、最終ゲーム4-8、6-10の劣勢から逆転で大一番を制し、見事リベンジを果たすとともにチームを優勝に導いた。

なお中国は同大会のため、9月28日から10月5日まで開催される「2021アジア卓球選手権」には参加しない。

■男子団体■
●決勝
広東省 3-1 北京市
○樊振東 3（4、4、7）0 王楚欽
　周啓豪 0（-8、-4、-3）3 馬龍○
○林高遠 3（4、-8、9、10）1 閻安
○樊振東 3（7、-8、-7、10、11）2 馬龍

●準決勝
広東省 3-2 河北省
○樊振東 3（-9、9、9、4）1 梁儼苧
　林高遠 0（-5、-6、-8）3 梁靖崑○
　周啓豪 2（5、-8、4、-11、-6）3 周愷○
○樊振東 3（4、8、5）0 梁靖崑
○林高遠 3（11、10、-10、-6、6）2 梁儼苧

北京市 3-1 陝西省
○馬龍 3（6、7、5）0 賽林威
　王楚欽 2（-10、6、-11、9、-7）3 侯英超○
○延安 3（6、8、3）0 劉寒風
○馬龍 3（7、8、8）0 侯英超


□女子団体□
○決勝
遼寧省 3-1 山東省
　王芸迪 1（10、-12、-5、-9）3 陳夢○
○陳幸同 3（4、5、4）0 王暁彤
○李佳燚 3（7、11、-9、10）1 顧玉婷
○陳幸同 3（7、-9、8、7）1 陳夢

○準決勝
遼寧省 3-2 河北省
○王芸迪 3（3、5、10）0 孫穎莎
○陳幸同 3（-6、7、6、-8、6）2 何卓佳
　李佳燚 1（-6、-7、9、-4）3 孫銘陽○
　陳幸同 2（10、7、-1、-7、-3）3 孫穎莎○
○王芸迪 3（8、10、9）0 何卓佳

山東省 3-0 四川省
○顧玉婷 3（3、7、5）0 范思琦
○陳夢 3（-9、8、6、9）1 楊惠菁
○王暁彤 3（-9、7、-9、5、11）2 郭艶

（ライター：菅家雅治）