早田ひなの銀メダルが確定 木原美悠/張本美和は最終日に57年ぶりの女子複金メダル狙う 2023卓球アジア大会杭州
2023/10/01
9月22日から10月2日まで中国の杭州で開催される「第19回アジア競技大会」。
1日までに女子シングルス準決勝と決勝、男子ダブルス準決勝と決勝、混合ダブルス決勝の試合が行われている。
小山ちれさん以来29年ぶりの女子シングルス金メダルを狙う早田ひなは世界選手権準々決勝の再戦となった王芸迪(中国)にフルゲームで勝利。第6ゲームで先にマッチポイントを握られながらも逆転勝ち。時折笑顔を見せ、パワフルでありながら落ち着いたプレーで決勝進出を果たした。
決勝は世界卓球準決勝の再戦となった孫穎莎(中国)。第2ゲームを5-0とリードしながらも9-11で落とし、第3ゲームは奪取したものの1-4で敗戦。金メダルは逃したが、1966年バンコク大会の山中教子さん以来となる栄えある銀メダルを獲得した。
男子ダブルスは樊振東/王楚欽(中国)が張禹珍/林鐘勲(韓国)をストレートで下し優勝。孫穎莎と組んだ混合ダブルスを制した王楚欽は現時点で団体、男子ダブルス、混合ダブルスの3冠を獲得。最終日に行われる男子シングルスで全種目制覇の4冠を狙う。
最終日の日本選手は木原美悠/張本美和が女子ダブルスの準決勝で田志希/申裕斌(韓国)と対戦。1966年バンコク大会の深津尚子/山中教子ペア以来の女子ダブルス金メダルを目指す。
<10/1(日)試合結果>
□女子シングルス□
○決勝
孫穎莎(中国)4(5、9、-10、8、7)1 早田ひな
○準決勝 結果
孫穎莎(中国)4(7、8、12、10)0 申裕斌(韓国)
早田ひな 4(4、-3、8、-7、-10、13、10)3 王芸迪(中国)
■混合ダブルス□
●決勝 結果
王楚欽/孫穎莎(中国)4(6、8、-13、4、9)1 林高遠/王芸迪(中国)
●準決勝 結果
王楚欽/孫穎莎(中国)3(6、6、8、8)1 林鐘勲/申裕斌(韓国)
林高遠/王芸迪(中国)3(9、4、-8、6、7)1 張禹珍/田志希(韓国)
■男子ダブルス■
●決勝 結果
樊振東/王楚欽(中国)4(6、8、7、3)0 張禹珍/林鐘勲(韓国)
●準決勝 結果
張禹珍/林鐘勲(韓国)4(8、12、-9、7、10)1 荘智淵/林昀儒(チャイニーズタイペイ)
樊振東/王楚欽(中国)4(4、3、3、6)0 Ni.アラミヤン/No.アラミヤン(イラン)
<10/2(月)最終日 種目>
■男子シングルス■
●準決勝 ドロー
樊振東(中国)- 張禹珍(韓国)
王楚欽(中国)- 黄鎮廷(中国香港)
□女子ダブルス□
○準決勝 ドロー
木原美悠/張本美和 - 田志希/申裕斌(韓国)
S.ムカルジー/A.ムカルジー(インド)- CHA Suyong/PAK Sugyong(北朝鮮)
(ライター:菅家雅治)
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