日本女子が50年ぶりの歴史的快挙、団体で金 吉村真晴/大藤沙月は台湾の強敵を撃破 2024アジア選手権

10月7日から13日までカザフスタンのアスタナで開催される「第27回ITTF-アジア卓球選手権大会」。
10日までに男女団体準決勝から決勝の試合が行われている。

異質軍団のインドを破って女子団体決勝に進んだ日本女子チーム（伊藤美誠、早田ひな、平野美宇、張本美和、大藤沙月）は王者中国を3-1で撃破。
16歳の張本美和は世界ランク4位の王芸迪に1-2の劣勢から逆転に成功。4番では何度となく日本の前に立ちはだかってきた高い壁、孫穎莎に0-2からの大逆転勝ちをおさめ、日本に50年ぶりのアジアナンバーワンの快挙をもたらした。

なお孫穎莎は女子シングルス、女子ダブルスを棄権することが発表されている。

□女子団体□
●決勝
日本 3-1 中国
○張本美和 3（-7、7、6、-8、9）2 王芸迪
伊藤美誠 0（-10、-6、-5）3 孫穎莎○
○平野美宇 3（9、-10、10、4）1 陳幸同
○張本美和 3（-9、-6、8、7、6）2 孫穎莎

■男子団体■
●決勝
中国 - チャイニーズタイペイ

●準決勝
中国 3-1 韓国
○王楚欽 3（5、-10、3、4）1 呉晙誠
　梁靖崑 0（-7、-11、-1）3 安宰賢
○林詩棟 3（4、6、4）0 林鐘勲
○王楚欽 3（-8、8、9、6）1 安宰賢

チャイニーズタイペイ 3-0 インド
○林昀儒 3（7、10、9）0 アチャンタ
○高承睿 3（9、-8、3、11）1 タッカー
○黄彦誠 3（）0 デサイ

■男子シングルス■
●2回戦 ドロー
吉村真晴 - 未定
張本智和 - 未定
戸上隼輔 - 未定
篠塚大登 - 未定

●1回戦 ドロー
松平賢二 - KULAPPUWA Imantha（スリランカ）

□女子シングルス□
○2回戦 ドロー
大藤沙月 - BATMUNKH Bolor-Erdene（モンゴル）
伊藤美誠 - ネダ（イラン）
張本美和 - CHANG Li Sian Alice（マレーシア）
早田ひな - アルヤン（ウズベキスタン）
平野美宇 - CHANG Li Sian Alice（中国香港）

■男子ダブルス■
●2回戦 ドロー
張本智和／松島輝空 ‐ AL JASSASI Bader／AL MUTAWA Mohammed（オマーン）
戸上隼輔／篠塚大登 ‐ キム・ソンイ／ユ・ジョン（北朝鮮）

□女子ダブルス□
○2回戦 ドロー
大藤沙月／横井咲桜 ‐ TOJIOKHUNOVA Nasibakhon／KHASANOVA Adelina（ウズベキスタン）
木原美悠／張本美和 ‐ LI YING Im／HO Ying（マレーシア）

■混合ダブルス□
●3回戦
吉村真晴／大藤沙月 3‐2 林昀儒／陳思羽（チャイニーズタイペイ）
HAM Yu Song／PYON Song Gyong（北朝鮮）3-1 松島輝空／張本美和

●2回戦
吉村真晴／大藤沙月 3‐1 SANGUANSIN Phakpoom／オラワン・パラナン（タイ）
松島輝空／張本美和 3‐0 GUSTHIGHGHA WADU Maneesha Shalindi／KULAPPUWA Imantha（スリランカ）

（ライター：菅家雅治）