シーズン1位のザールブリュッケンと昨季チャンピオンのオクセンハウゼンが決勝に進出 ボルが敗れる 2019/2020ブンデスリーガ 卓球

2020/06/12


新型コロナウイルス感染拡大防止のため延期されていた2019-2020 ドイツ・ブンデスリーガ 男子1部のプレーオフが再開され、準決勝が6月10日と11日に開催された。

決勝進出を決めたのはレギュラーシーズン1位のザールブリュッケンと昨シーズンチャンピオンのオクセンハウゼンだ。
ザールブリュッケンはレギュラーシーズン1位ながらシーズン中に勝ち星を上げることが出来なかったブレーメンを3-0で圧倒。
シーズン個人成績1位の尚坤(中国)が1番で良い流れを作ると2番のフランチスカが世界卓球男子シングルス銀メダリストのファルク(スウェーデン)をストレートで下し勝負を決めた。

シーズン3位のオクセンハウゼンは0-2の劣勢から大逆転劇を演じファイナルへ。
今シーズン限りでポーランドリーグへの移籍が決まっているディヤス(ポーランド)が3番でフルゲームの最終ゲーム11-9という接戦を制したことが勝敗を分けたといえるだろう。

なお、決勝に進んだ両チームの今シーズンの直接対決はザールブリュッケンの2勝0敗。直接対決のなかで両チーム唯一、フランチスカが単複3勝0敗と負けなしだ。逆にオクセンハウゼンのS.ゴズィは単複0勝3敗と沈んでいる。
どちらのチームが栄冠を手にするか、注目だ。

プレーオフ決勝は6月14日に開催される。

■2019-2020 ドイツ・ブンデスリーガ 男子1部■
●プレーオフ準決勝(6/10)
ザールブリュッケン 3-0 ブレーメン
○尚坤 3(-4、8、6、1)1 ゲラシメンコ
○フランチスカ 3(5、9、7)0 ファルク
○ヨルジッチ 3(-5、9、9、3)1 アギーレ

●プレーオフ準決勝(6/11)
オクセンハウゼン 3-2 ボルシア・デュッセルドルフ
 S.ゴズィ 0(-7、-6、-3)3 ボル○
 カルデラノ 1(-8、6、-13、-8)3 K.カールソン○
○ディヤス 3(6、-7、11、-7、9)2 シェルベリ
○カルデラノ 3(9、-9、11、-4、8)2 ボル
○S.ゴズィ 3(7、9、8)0 K.カールソン

■シーズン中 ザールブリュッケン 対 オクセンハウゼン 試合結果■
●第1節
ザールブリュッケン 3-0 オクセンハウゼン
○ポランスキー 3(10、9、-10、-9、8)2 カルデラノ
○フランチスカ 3(9、-6、-9、6、8)2 S.ゴズィ
○尚坤 3(-8、8、7、10)1 フェガール

●第17節
ザールブリュッケン 3-2 オクセンハウゼン
○尚坤 3(3、7、4)0 フェガール
 ポランスキー 0(-15、-8、-4)3 ディヤス
○フランチスカ 3(7、1、-6、-5、8)2 S.ゴズィ
 尚坤 0(-10、-17、-9)3 ディヤス
○フランチスカ/ポランスキー 3(-7、2、7、-8、5)2 S.ゴズィ/フェガール

■2019-2020シーズン 順位表(最終順位)■
1位:ザールブリュッケン:17勝4敗
2位:ボルシア・デュッセルドルフ:17勝4敗
3位:オクセンハウゼン:15勝6敗
4位:ブレーメン:15勝6敗
5位:ミュールハウゼン:13勝8敗
6位:ベルクノイシュタッド:11勝10敗
7位:グリュンヴェッターズバッハ:10勝11敗
8位:ノイ・ウルム:9勝12敗
9位:ケーニヒスホーフェン:9勝12敗(及川瑞基所属)
10位:フルダ・マーバーツェル:6勝15敗
11位:グレンツァオ:3勝18敗
12位:ユーリッヒ:1勝20敗

(ライター:菅家雅治)


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