男子は昨年複Vの及川瑞基が初優勝、女子は石川佳純が5年ぶり5度目のV 男女結果 最終順位まとめ 2021全日本卓球
2021/01/17
1月11日から18日まで大阪の丸善インテックアリーナ大阪で開催された「2021年全日本卓球選手権大会(一般・ジュニアの部)」。
大会最終日の17日は男女シングルスの準決勝と決勝の試合が行われ、2021年の栄えある全日本王者が決定した。
男子シングルスを制したのは、準決勝で幼少期から練習をともにした張本智和(木下グループ)、決勝で青森山田高の先輩である森薗政崇(BOBSON)を下した及川瑞基(木下グループ)。
ドイツ・ブンデスリーガで腕を磨き、今シーズン初参戦のTリーグではマッチ勝利数5位、マッチ勝率4位などリーグトップクラスの好成績をあげている23歳が全日本チャンピオンの称号を手にした。
女子シングルスは石川佳純(全農)が伊藤美誠(スターツ)との東京オリンピック日本代表対決を制し、5年ぶり5回目の優勝を果たした。
5回の優勝は平野早矢香さんと並ぶ歴代3位タイの記録だ。
歴代1位は小山ちれさんの8回、2位は星野(馬場)美香さんの7回の優勝。
日本の国際レベルが上がり若手の台頭もある中で、27歳の全日本女王が今後どこまで記録を伸ばすかにも注目だ。
<7日目・最終日 試合結果>
■男子シングルス■
●決勝
及川瑞基(木下グループ)4(-8、-10、5、-8、9、10、4)3 森薗政崇(BOBSON)
●準決勝
及川瑞基(木下グループ)4(8、-6、-4、8、5、6)2 吉田雅己(栃木県スポーツ協会)
森薗政崇(BOBSON)4(11、9、5、-13、11)1 田中佑汰(愛知工業大)
●準々決勝
田中佑汰(愛知工業大)4(-9、5、9、-11、9、7)2 丹羽孝希(スヴェンソン)
森薗政崇(BOBSON)4(9、7、7、-9、10)1 英田理志(愛媛県競対)
吉田雅己(栃木県スポーツ協会)4(11、8、-11、3、2)1 龍崎東寅(明治大)
及川瑞基(木下グループ)4(5、8、4、-5、8)1 張本智和(木下グループ)
□女子シングルス□
○決勝
石川佳純(全農)4(-4、7、-7、-7、10、5、9)3 伊藤美誠(スターツ)
○準決勝
石川佳純(全農)4(5、6、8、-2、-7、6)2 木原美悠(JOCエリートアカデミー/星槎)
伊藤美誠(スターツ)4(-4、9、9、-7、-8、8、8)3 早田ひな(日本生命)
○準々決勝
早田ひな(日本生命)4(5、6、-8、3、6)1 佐藤瞳(ミキハウス)
伊藤美誠(スターツ)4(8、11、9、4)0 長﨑美柚(JOCエリートアカデミー/大原学園)
木原美悠(JOCエリートアカデミー/星槎)4(8、10、12、6)0 平侑里香(サンリツ)
石川佳純(全農)4(10、-1、7、8、6)1 横井咲桜(四天王寺高)
<各種目 最終順位>
■男子シングルス■
優勝:及川瑞基(木下グループ)
準優勝:森薗政崇(BOBSON)
3位:吉田雅己(栃木県スポーツ協会)
3位:田中佑汰(愛知工業大)
ベスト8:英田理志(愛媛県競対)
ベスト8:龍崎東寅(明治大)
ベスト8:張本智和(木下グループ)
ベスト8:丹羽孝希(スヴェンソン)
□女子シングルス□
優勝:石川佳純(全農)
準優勝:伊藤美誠(スターツ)
3位:木原美悠(JOCエリートアカデミー/星槎)
3位:早田ひな(日本生命)
ベスト8:長﨑美柚(JOCエリートアカデミー/大原学園)
ベスト8:佐藤瞳(ミキハウス)
ベスト8:平侑里香(サンリツ)
ベスト8:横井咲桜(四天王寺高)
■ジュニア男子シングルス■
優勝:濱田一輝(愛工大名電高)
準優勝:鈴木颯(愛工大名電高)
3位:岡野俊介(愛工大名電高)
3位:篠塚大登(愛工大名電高)
ベスト8:星優真(東山高)
ベスト8:高橋航太郎(実践学園高)
ベスト8:谷垣佑真(愛工大名電高)
ベスト8:松島輝空(JOCエリートアカデミー)
□ジュニア女子シングルス□
優勝:大藤沙月(四天王寺高)
準優勝:横井咲桜(四天王寺高)
3位:菅澤柚花里(四天王寺高)
3位:白山亜美(明徳義塾中・高)
ベスト8:面田采巳(四天王寺高)
ベスト8:原芽衣(ミキハウスJSC)
ベスト8:赤江夏星(香ヶ丘リベルテ高)
ベスト8:中森帆南(四天王寺高)
(ライター:菅家雅治)