男子はファーストが3連覇、女子はデンソーポラリスが2年ぶり2回目のV 2025全日本団体

10月7日から10日まで青森県のカクヒログループスーパーアリーナ（青森市総合体育館）で「2025年全日本卓球選手権大会（団体の部）」が開催された。

男子団体はベテランで揃えたファーストが3連覇を達成。
決勝の早稲田大学戦は0-2の劣勢から3番で日本卓球協会からの資格停止処分が明けた丹羽孝希が濵田（尚）にストレート勝ちすると、同時進行で行われた4番と5番はほぼ同時に決着。最後は5番の高木和が強烈なフォアドライブを打ち抜き、チームをV3に導いた。
女子団体はデンソーポラリスが決勝でサンリツを下して優勝。野村萌は準々決勝から決勝まで全て2点獲りと大車輪の活躍で2年ぶり2回目の優勝に貢献した。

■男子団体■
●決勝
ファースト　3-2　早稲田大学
　高木和　1（-9、-8、9、-10）3　濵田（一）○
　松平　0（-3、-7、-11）3　徳田○
○丹羽　3（10、8、14）0　濵田（尚）
○松平　3（-7、9、-6、9、11）2　濵田（一）
○高木和　3（7、4、7）0　徳田

●準決勝
ファースト　3-0　シチズン時計
○松平　3（6、-10、2、5）1　淺津
○神　3（-7、4、-8、5、8）2　阿部
○丹羽　3（-11、1、9、7）1　三部

早稲田大学　3-2　協和キリン
○濵田（一）3（9、-4、9、6）1　松平
○徳田　3（13、8、-9、10）1　宇田
　濵田（尚）2（10、-4、-6、4、-10）3　渡辺○
　濵田（一）0（-6、-10、-7）3　宇田○
○徳田　3（-7、13、-5、10、8）2　松平

●準々決勝
ファースト　3-0　野田学園高校
○神　3-0　岩井田
○松平　3-1　中野
○高木和　3-0　島田

シチズン時計　3-1　日の出医療福祉グループ
○阿部　3-2　英田
　淺津　2-3　松下○
○三部　3-1　五十嵐
○阿部　3-2　松下

協和キリン　3-0　クローバー歯科カスピッズ
○渡辺　3-2　江藤
○宇田　3-0　宮本
○宮川　3-0　工藤

早稲田大学　3-2　関西卓球アカデミー
○濵田（一）　3-0　吉田
　徳田　0-3　坂根○
○濵田（尚）　3-1　石黒
　濵田（一）　0-3　坂根○
○徳田　3-0　吉田


□女子団体□
●決勝
デンソーポラリス　3-2　サンリツ
○野村　3（9、-10、9、5）1　三村
　小畑　1（7、-8、-8、-6）3　永尾○
　菅澤　0（-8、-7、-6）3　牛嶋○
○野村　3（-11、-6、7、8、4）2　永尾
○小畑　3（10、8、2）0　三村

●準決勝
サンリツ　3-1　中国電力ライシス 　
　永尾　0（-5、-6、-7）3　枝廣○
○牛嶋　3（5、-8、11、8）1　木村
○三村　3（6、-6、4、10）1　中森
○牛嶋　3（7、7、4）0　枝廣

デンソーポラリス　3-2　愛知工業大学
　小畑　2（8、7、-7、-9、-12）3　藤田○
○野村　3（9、8、-11、7）1　面田
　菅澤　1（5、-3、-7、-9）3　伊藤○
○野村　3（5、4、6）0　藤田
○小畑　3（8、7、-6、-5、8）2　面田

●準々決勝
中国電力ライシス　3-2　レゾナック
○枝廣　3-2　出雲
　木村　2-3　 出澤○
○中森　3-1　矢島
　枝廣　2-3　出澤○　
○木村　3-2　出雲

サンリツ　3-1　愛媛銀行
　永尾　2-3　塩屋○
○牛嶋　3-1　木塚
○三村　3-0　泉田
○永尾　3-1　木塚

愛知工業大学　3-0　ジュニアナショナルチーム
○面田　3-0　松島
○伊藤　3-1　山室
○藤田　3-1　伊藤

デンソーポラリス　3-1　十六フィナンシャルグループ
　小畑　2-3　田村○
○野村　3-2　鶴岡
○菅澤　3-0　加藤
○野村　3-1　田村

（ライター：菅家雅治）