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ゆうの試打レビュー 尾州H3 2025年、反撃のKOKUTAKUあの名作が復刻!カットラケットで卓球ファンの心をつかむ
「コクタク」と聞いて、大手卓球ショップ「国際卓球」のことを思い浮かべる人もいるかもしれません。でも、ここで言うコクタクは違います!
70年以上の歴史を持つ日本の卓球メーカー「KOKUTAKU」のことなんです。かつては変化系表ソフト「鬼釜」をヒットさせたり、中国メーカーの粘着性ラバーや変化表ソフトを輸入したりと、卓球好きなら一度は耳にしたことがあるはず。
でも新作もないし、ショップでもほとんど見かけない。正直、選択肢にすら入らない状況だったんですよね。
そんな中、2024年の秋ごろから「おや?」と思わせる動きが出てきたんです。各ショップに新しいカタログが配られたり、ちらほら新製品の話が出たりして、復活の兆しが見え始めました。そして2025年、いよいよ本気で反撃に出るようです!
まず、その第一弾として登場したのが、今回紹介する 「尾州H3」 です。
今回試打する「尾州H3」、実は10年ほど前に話題になった「高島H3」の復刻版なんです。「高島H3」といえば、卓球王国の超限定モデルとして発売されたカットラケット。元世界3位の高島規郎さんが監修して、「現代のカットマン向けラケット」として作り上げた名品ですね。
そして現在、VICTASから「高島規郎 The Legend Series」として発売しているものと似ているが、それとも違う。
「尾州H3」はグリップ部分に衝撃吸収の緩衝材を入れており、より押されにくい。
そして板厚も「尾州H3」のほうが0.8mmほど厚い7.5mmと、パワフルな構成だ。
国産天然桧の3枚合板の超特殊カットラケットには、他にはない魅力と個性が詰まっている。
注目ポイント
● 衝撃吸収構造:グリップに緩衝材を入れて、押し負けない安定感を実現。
● 板厚:7.5mmで、より攻撃的なプレーにも対応可能。
● 素材:国産天然桧の3枚合板を採用
試打レビュー by 今泉コーチ(ラルサ卓球場)
埼玉県のラルサ卓球場で活躍する今泉コーチに「尾州H3」を試してもらいました。普段から弾みが良いカットラケットを使っている今泉コーチですが、このラケットにどんな印象を持ったのでしょうか?
カット性能
「これ、めっちゃいい!」
● カットがとにかく真っ直ぐ飛んでいく。相手コートでストンと落ちる感覚が最高!
● バウンド後に上に跳ねにくいので、相手が強打しにくい。ナックルでも同じ効果が出て、変化が読みにくいという強みも。
● 特にループドライブへの対応が抜群。前に落ちるループを低くカットして抑えられるから、相手の揺さぶりにも全然ついていける。
攻撃性能
「攻撃も強い!」
● 厚みのある構造と強い弾きで、通常のカットラケットより攻撃力がかなり高い。
● カウンターショットも押されることなく、しっかり押し返せる。ツッツキ打ちも問題なし。
結論:こんなに良いラケットだったのか?
正直、「高島H3」の時はあまり試す機会がなくて、その真価を知らなかったのかもしれません。でも、この「尾州H3」、本当に良いラケットです。
ただし、普通のカットラケットとはちょっと違うので、初心者には少し難しいかも。でも、中上級者で「なんか行き詰まってるな」というカットマンには、まさに 「これだ!」 と感じるラケットだと思います。
ちなみに、今泉コーチの感想は…
試打後、帰り際の今泉コーチの顔を見てください。明らかに「そのラケット、置いていってくれないかなー?」って顔してました(笑)。
2025年、いよいよKOKUTAKUの反撃が始まります。その第一歩を飾る「尾州H3」、ぜひチェックしてみてください!
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