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ゆうの試打シリーズ「DNAプラチナS」編
中上級の思考に応える技巧派の42.5度。DNAプラチナSは何とも被らない
みなさん、こんにちは。
2度目の記事投稿になります。みんなの試打係の“ゆう”です。
ようやく私のチャンネルの名前が決定しました。
「卓球用具好き集合~台隅をつつけ!~」に決定しました。
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さて、2回目のラバーはスティガの「DNAプラチナS」です。
このラバーは2021年春の新製品でありながら、いまいち注目されていません。
その理由は「DNAプラチナ」シリーズが一気に4種類も発売されたことが原因だと予想されます。
「DNAプラチナ」という名前は聞くとは思いますが、同じプラチナシリーズでも「S」を打ったことがある人は少ないでしょう。
まずはDNAについて簡単に説明しましょう。DNAとは、スティガ初のドイツ製ラバーで、2019年秋に「DNAプロシリーズ」として発売されました。
スピード・スピンのバランスが良く、非常に評価が高いラバーです。
そして今回紹介する新しい「DNAプラチナシリーズ」はトップシートを0.1mm薄くして、粒の高さも0.1mm低くすることで、その0.2mm分だけスポンジを厚くしているラバーです。通常であれば、MAXのスポンジ厚は2.1mmですが、「DNAプラチナシリーズ」は極厚の2.3mmのスポンジを採用しています。
この新スポンジにより、さらなる飛距離とスピードの向上を実現しました。
冒頭でも紹介しましたが、「DNAプラチナシリーズ」は、同じトップシートに52.5(XH)、50(H)、47.5(M)、42.5(S)の硬度の違うスポンジを合わせた4種類を同時発売しました。
中でも52.5度を合わせた「XH」は御内健太郎選手(シチズン時計)が使用していることもあり、4枚の中では抜群の存在感を放っています。
言い換えると、「XH」だけが目立ち、他の3種類は置いてきぼりを食らっていると言ったほうが適切でしょう。
しかし、今回はあえて「S」を取り上げます。
私の個人的な興味としてはS、つまり、42.5度の初~中級者向けの硬度のラバーに8800円(税込)というハイプライスの価値があるのか?ということ。
42.5度のラバーの代名詞と言えば、「ヴェガヨーロッパ」(XIOM)がありますね。
誰にでも使いやすく、最初のスピン系テンション裏ソフトにピッタリの王道ラバーです。
その「ヴェガヨーロッパ」と同硬度のスポンジということは、ターゲットは初~中級者のはずなのですが・・・価格が上級者用ラバーなんですよ。
そのギャップのために「このラバーは一体誰向けなのか?」という疑問が尽きません。
答えは動画で確認してみてください。
打ってみてラバーの性能、狙いにびっくりしました。このラバーを求めていた人、絶対にいるはずです。
このラバーは何にも被らない。
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