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ゆうの試打レビュー 「オフチャロフインナーフォースALC」 意外と目立ってない名品
オフチャロフのラケットは何が違う?
2021年7月に発売されたビッグ用具となるべきラケットがありました。ドニックから電撃移籍したオフチャロフ(ドイツ)の本人仕様のラケットです。
五輪のメダリストであり、ドイツの主軸であるオフチャロフのラケットですよ。人気が出る、もっと話題になる、アリレートカーボンの第二の代表格になるかもしれないじゃないですか。
いや、誰も話題にしない。
使っている人・・・本人だけ?
ここまでスルーされたアリレートカーボンラケットも珍しい。
ビスカリアスーパーALCがこんなに話題になっているってのに、
樊振東のラケットがもうすぐ出るみたいなので、それに全部話題持っていかれそうだわと勝手に心配。
ここでラケットの性能を紹介します。
オフチャロフのラケットはインナーフォースのシリーズです。
6.0mmのインナーフォースレイヤーALCに比べて
6.2mmのオフチャロフインナーフォースALC
厚さが少しアップし、反発特性は1.0アップ
弾むインナーフォースALCなんて、みんな欲しいんじゃないか?
という夢を見て、2本を比べてみました。
まず打球感です
インナーALCは木材に近く、柔らかく食い込む感覚がありますが、
オフチャロフはやや硬い。
フォア打ちの音すら違います。オフチャロフ、音が少し高くて弾きますね
0.2mmという差を甘く見てたと言わざるを得ないくらい飛びの差があります。
詳しく調べてないけど、使っている木材も違うんだろうなぁ。
当然ですが、ボールの弾道はオフチャロフがやや低い。
低いけど、低すぎないので、アウターを使っている人であれば安心できる高さが出せます。
回転量もつなぎのボールの時はオフチャロフのほうが少し軽めでした。
次に台上です。
これは意外な結果でしたが、オフチャロフはかなり台上が収まります。
ツッツキ、ストップ、全然飛び出さない。そしてフリックなど、少し力を入れると、スパっと入る。素晴らしい性能です。
一方でインナーALCは球持ちが良いので、チキータに適しています。回転をかけた時のブースト力は一流です。かけときゃいい!そのあとラリーに持ち込めます。
動画を見ていただけるとわかると思いますが、オフチャロフのほうがスピードが出ます。そして威力も高い!
打球もボールも丸いインナーALCを少し尖らせたラケットでしたね。
もっと売れても良い。
もっと流行っても良い。
名品ラケット間違いなし!
これは、、、、ぼくも使ってみます。
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