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ゆうの試打レビュー「ジキル&ハイド H52.5」 新鮮な感覚、入る粘着テンション
ジキル&ハイドが春の本命に名乗り出る
どんなコンセプトを持って、こんな名前にしたのだろうか?
ジキル&ハイド
名前の由来がジキル博士とハイド氏の話からきていると思われるが、そこは自分で調べてほしい。
XIOMのスピン系裏ソフトは、入門のヴェガ、トップ層のオメガのシリーズがある。
どのシリーズでもない、新しいシリーズには期待が持てる。
肝心の立ち位置を聞くと、ヴェガとオメガの誘導という。ヴェガの使いやすさとオメガの威力をミックスさせたラバーであり、「入る」感覚が強い。
なぜそんなラバーを作ったのだろうか。それは、オメガ7はかなり性能の高いラバーではあるが、トップ選手に照準を合わせているため、中級者が使った時にパワー不足が故に「入らない」「回転がかからない」と思われることがある。
一方で、他メーカーのラバーだがファスタークなどは、回転・スピードはそこそこだが、入るという感覚が強いので、良いラバーという評価になることもある。
だからジキル&ハイドは「入る」ことを重視し、そこうえで威力を求めていくラバーになっている。
今回紹介するH52.5は、微粘着性のトップシートにハードなスポンジを合わせているが、中国粘着が難しい、粘着だけどもっとスピードがほしいというユーザーがターゲットだ。
使いやすくて威力が出る。
ホントかよ?と思われるが、そこを狙ったラバーだ。
さて、実際に打ってみよう。
これが驚くほど、使いやすく、ボールが走る。
ガチガチの粘着らしさはないが、回転を加えてボールが飛び出す、走る感覚がすごい。そして何よりボールが上がる。全く落ちない。
ボールを台の下から入れることも容易であり、前陣の早い打球点で捉えても全く落ちない。どこでも安心して振れる強さがある。
「あれ?落としてたまるかのラバーってこれだっけ?」と前回レビューしたラバーをついつい思い出しました。
ジキル&ハイドは2種類あるが、粘着であるこちらのH52.5のほうが特徴があり、現状他にないラバーでもある。
動画みればわかります。
これが春の新作の本命かもしれない!
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