最新の特殊素材であるCNF(セルロースナノファイバー)が搭載されたラケット。

このラケットを使う前はアリレートカーボンの入ったメイスを使っていたが、スピードは遜色ない。
打球感はカーボンのような硬さはなくソフト、しかし木材のように手に響く感じでもなく新感覚なラケット。
７枚合板に近い打球感だがクリッパーウッドに比べると球離れはこちらの方が早くスピードも出る感じ。
最大の利点はスイートスポットがとても広いこと。しっかりスイングすればラケットのどこの当たっても安定して良いボールが出る。
中芯と表材に檜が使われているためか回転も非常にかけやすい。
１万円前後でこの性能のラケットは破格と言っていいと思う。

注意点の一つは割と重めなこと。私のは９0gだったが８９g以下はメーカーにも頼んで探したが見付からなかった。
そして最大の難点はおそらく在庫が安定しないこと。以前にもまして国産檜材の確保が困難となっているそうで、一度売り切れになったら次の入荷はいつになるか分からない。
このラケットが気になった人は在庫を見つけたら確保しておいたほうがいいかもしれない。