2022/03/12

ゆうの試打比較 ヴェガヨーロッパとライガン 似たもの?どっちが優秀?

高いラバーが良いのは当たり前。だって高いから、それだけスピードもスピンも出ますよ。
でも人々が求めているのは安くて性能が高いラバーです。いわゆる、コストパフォーマンスが良い用具。
ラバーで言えば、4000円代のボリュームゾーンに集中してきています。初〜中級にピッタリで、高価格帯と勝負できる性能を持っているラバーです。

今回はその代表作であるXIOMのヴェガヨーロッパと、ヤサカのライガンを比較します。

そもそもヴェガは対テナジーとして発売されました。テナジーに似たような感覚を持ち、さらに価格が安いという触れ込みで一躍大ヒット。当時はドイツ製のスピン系テンションは多くなく、初中級者にとって、大きな違いが感じられなかったことも要因でしょう。
その後はテナジーとの差を見せつけられましたが・・・。

そしてライガンは、対ヴェガヨーロッパとして発売。
4000円の中級者御用達ゾーンでヴェガが強すぎるので、そこのシェアを奪おうと、ヴェガヨーロッパと同じ硬度で、ヴェガより安く価格を設定。
ヤサカのネームバリューも相まって、こちらも大ヒットになっています。

元祖コスパのヴェガ、そのシェアを横取りしようとするライガン
この勢力図はなかなか香ばしい。

じゃあ、どっちが良いの?

結論は
「さほど変わらない」

変わるとしたら、
ヴェガヨーロッパのほうが少し弾みが良くて、ライガンのほうが少し球持ちが良いくらい。
でもほとんど変わりません。安心して良いでしょう。

それでも違いを知りたいというのであれば、あえて言いましょう。
ヴェガヨーロッパのほうがトップシートが柔らかく、オートに弾みます。いい意味で勝手に食い込んで、勝手に弾む。弱いタッチでもある程度弾んでくれます。

一方でライガンのほうがシートが硬く、台上がそれほど弾まないので安心感があります。かけた時はシートの噛み具合を感じられて、ループドライブもキュッとかかる。

スピードのヴェガヨーロッパ
スピンのライガン

この立ち位置で間違いありません。

さらに深い真相は動画で。。。お楽しみください

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