2022/09/15

ゆうの試打シリーズ V>22Double Extraは直線とカウンター特化ラバー

V>20と比較すると性能は明確

発売してすぐに欠品し、今でも品薄状態が続いているV>20DoubleExtra。岸川聖也契約コーチが監修し、万能・寛容の性能に秀でたラバーで、みんなが使いやすい。このラバーのヒットは当然と言えるだろう。

さて、V20のムーブメントが真っ最中ではあるが、2022年9月にVICTASから新しい商品が発売される。
製品名は20ではなく22と数字が上がっただけではあるが、全く新しいラバーらしい。このV>22DoubleExtraはどんな性能なのか?
解説を読むと、トップシートのひきつれが強く、特殊気泡を含んだスポンジが威力のあるボールを出すらしいが・・・本当か?

スポンジ硬度は50度と、V>20の52.5度よりもやや柔らかい。
そしてトップシートはピンピンとして、粒が活き活きしている。これは見るからにやる気に満ちているラバーだ。
以前から丹羽孝希のウェアに「V>22」のロゴがプリントされていたことを考えると、次に彼が使うラバーとして開発された本気ラバーに違いない。

さて、打ってみよう。今回はすでにヒットしているV20と性能を比較した。

【試打の様子は動画をごらんください】
スピード V20>V22
スピン V20>V22
コントロール V20>V22

あれーーー??
どう打っても、どの技術で試してもV20に勝てない。
V20のほうが好感触であり高性能。これは試打者3人の総意だ。

その中でV22の一番の特徴だと感じたのは弾道。めちゃくちゃ直線的に飛ぶ弾道で刺さる。
真っ直ぐ、すごく真っ直ぐ飛ぶ。だから突き刺さるような弾道は相手にとっては取りにくい。
真っ直ぐ飛ぶ弾道を活かしたミートやブロックはやりやすいが、そこを求めるラバーの価格ではないだろう。真っ直ぐ飛ぶラバーはいくらでもある。

他にもトップシートで薄く引っ掛けるドライブは、おお!っと中々かかると感じたが、それでもV20のほうがかかる。何か足りないじゃない、足りないところが多い。オールラウンドなバランスラバーのV20と比べるとそれが顕著にわかる。

全体的にV20のほうが高性能で、V22は何段階か落ちるラバーだ。その代わり、まっすぐな弾道を武器にしたい人には重宝されるだろう。

試打者3人が言いたいことは無理して買う必要はない。
そんなことよりV20の高性能を改めて感じた。

V20すごいぞ!V20を買おう!
V22を買う場合は特徴をよく理解して買ってくれ。

記事に対するコメント

コメントはまだありません。

コメントを投稿する

※最大500文字です。

 

卓球ナビへようこそ!
レビューを投稿して商品券をゲットしませんか?

新規会員登録