2023/02/23

2023年アジア選手権平昌大会の日本代表選手 選考基準が発表

日本卓球協会は2月20日、「2023年アジア卓球選手権平昌大会」の男女日本代表選手選考基準を発表した。
これにより、団体と男女シングルスの日本代表選手はパリオリンピックシングルス選考ポイントの上位から選出される。
大会は2023年9月3日から10日に韓国平昌で開催予定だ。

1.男女団体・男女シングルス代表選手の選出方法
(1)団体・シングルスの代表選手を、アジア卓球選手権平昌大会(以下、アジア選手権)エントリー最終日の30日前までのパリオリンピックシングルス選考ポイント(以下、選考ポイント)上位から大会要項記載の各種目に出場可能な最大人数に達するまで選出する。
(参考:2019年、2021年のアジア卓球選手権大会では団体戦、シングルスともに出場可能な最大人数は5名であった)
(2)上記より選出された選手から辞退者・故障者が出た場合には、強化本部にて代替選手を選考する。

※アジア選手権代表選手を決定する際の選考ポイントが出場可能な人数を越えて同点になった場合は、直接対決の試合で代表を選考する。重複した選手数が2名の場合は決定戦、3名以上の場合はリーグ戦を行う。直接対決の日程は後日決定し、5ゲームマッチで試合を行う。
※アジア選手権のエントリー最終日30日前までのTリーグ2023-2024レギュラーシーズンのトータル試合数がチームによって異なる場合、一番試合数の少ないチームに合わせてパリオリンピックシングルス選考ポイント対象試合数を決める。ポイント加算は第1戦から順に加算対象となる試合数まで行う。(ただし、エントリー最終日30日前の時点でTリーグ2023-2024レギュラーシーズンが開幕されていた場合)

2.男女ダブルスおよび混合ダブルス代表ペアの選出方法
(1)各ダブルスの代表ペアを、大会要項記載の出場可能な最大ペア数に達するまで選出する。
(参考:2019年、2021年のアジア卓球選手権大会では出場可能な最大ペア数は各2ペアであった)
(2)各ダブルスのペアリングは強化本部で決定する。
(3)ダブルス3種目の合計で最大4名までの選手を上記1.(1)(2)で選出された選手の他にダブルス要員として加えることがある。
(4)上記2.(1)~(3)で選出されたペアで辞退者・故障者が出た場合には強化本部にて代替ペアを選出し決定する。

3.補足
(1)アジア選手権が2024年パリオリンピックアジア大陸予選会の団体戦や混合ダブルス、および2024年世界選手権釜山大会(団体戦)アジア大陸予選会を兼ねる大会となる場合がある。その場合本選考基準を、兼ねる予選会の本大会の選考基準を考慮して改定する。
(2)今後ATTUが大会要項を発表し、本選考基準との齟齬が発生した場合は再度強化本部にて審議し決定する。

(ライター:菅家雅治)

記事に対するコメント

コメントはまだありません。

コメントを投稿する

※最大500文字です。

 

関連記事

  • 男子は馬龍が大逆転V 女子は孫穎莎が優勝 張本智和と張本美和は史上初の兄妹メダル ITTFワールドカップマカオ2024
    男子は馬龍が大逆転V 女子は孫穎莎が優勝 張本智和と張本美和は史上初の兄妹メダル ITTFワールドカップマカオ2024
    2024/04/22
  • 男子単は木造勇人、女子単は菅澤柚花里がV 2024日本卓球リーグ・ビッグトーナメント青森
    男子単は木造勇人、女子単は菅澤柚花里がV 2024日本卓球リーグ・ビッグトーナメント青森
    2024/04/20
  • 男子複は髙見真己/藤村友也、女子複は井絢乃/中森帆南がV 日本卓球リーグ・ビッグトーナメント青森
    男子複は髙見真己/藤村友也、女子複は井絢乃/中森帆南がV 日本卓球リーグ・ビッグトーナメント青森
    2024/04/20

選手別

卓球ナビへようこそ!
レビューを投稿して商品券をゲットしませんか?

新規会員登録