ドニックのパーソンパワーカーボン(以下、PPC)からの変更。木材に近いというCNFのような新素材を使いたくて購入しました。

入手した個体は重量84.9g、板厚5.6mmで、総重量は186.7gでした。
グリップはPPCと同じANですが、PPCよりも厚く角張っています。

打球感は、カタログ上ではPPCと同じ「ハード」ですが、PPCと比べるとしなりが強く全体的に柔らかいと感じました。印象としては、スティガのインフィニティのポコポコ感を減らして強打時の剛性を高めたような打球感です。

恐るべきはループドライブの弧線の高さです。狙いよりも球1個分ほど高いと感じます。ネットの上端を狙ってちょうどいいかも。他方、球の上部を擦る速いドライブでは直線的な軌道です。

台上処理は、ストップ・ツッツキとも弾みが足らず少し押してやる必要がありました。フリックやブロックは高い弧線を描くので安心感があります。

スピードや飛距離は前陣・中陣なら不満なし。入力に対して素直に反応するので、あたかも木材合板のようです。インナーカーボンの軽打と強打ほど弾みの差を感じません。カーボン系よりも全体的に弾みが弱くスピードは遅めです。

重さは８８グラムでした。
はじめに軽く打つと木材のような柔らかい打感と音、あまり弾まないな、と思ったのが第一印象でした。
その後、練習で使用してみると軽く降ると板厚が薄いため、回転がかかりやすくしなりが感じられました。その後、強打をするとカーボンのような弾きが強く感じ、スピードが出やすかったのに驚きました。
また、台上はく台に入る感じで使いやすく、打球の強弱がつけやすくコントロールがしやすかったです。
いつも行く卓球場の方たちと打ってみてティモスピ、劉詩雯、に似ている、と意見が出ました。
まとめとしては、軽く打つと弱い力で返球し、逆に強打をするとしなりによる力強い打球が打ちやすかったです。また、板厚が薄いため、回転がかけやすくコントロールは抜群に良かったと思います。
この性能で１万円を切る値段はかなり安いと思います。男性の場合、前陣で打つ方には合うと思いますが、女性の方には本当におすすめできると思います。
また、学生の方で安くても特殊素材を使用したい方には一度使ってほしいです。
カーボンという名前がついているけど、木材やファイバーに近い不思議なラケットでした。

インナーフォースレイヤーALC(87g)から変更して試し中
まず、軽く(使用したのは82g)値段も控え目なのがいいところ　ラバーが重くなる昨今の風潮から振り切るのが難しいラケットラバーの組み合わせが増えて来てるので非常にありがたい
軽打ではそんなに弾まないが回転を掛けてしっかり振るとそこそこ弾む感じが使いやすい、アウターだけど打球感、使用感共にインナーのような性能で掴み重視の性能って印象、弾くプレーにはあまり向かないって印象(ブロックは違和感は無かったがフリックした時少しボールが行かない感じがしたので)