用具難民 さんのプロフィール
ユーザーレビュー
-
-
「テンションでもないのに、この値段。」という意見は、少しピントがずれてるかな?
テンションが高いのは、研究開発費を価格に上乗せしてるだけで、別に高性能を意味するわけではありません。それどころか、大多数の「普通のレベルの」プレイヤーにとって、性能を引き出すことが困難で、マージンが小さくミスを増やすテンションを、「いまはもう、テンションじゃないと勝てないよ。」という雰囲気を作って売るのは、果たしてまっとうな商売なのかな?
Vステージが高価なのは、おそらくはスリースターのボールが高いのと同じで、良品の判定基準が厳しく、歩留まりが悪いからでしょう。
私はこのラバーの方向性は、実はまっとうなものだと思います。
ただし、マージンが大きく、しかも製造ノウハウの蓄積が十分ある高弾性ラバーで、歩留まりを落として値段が上がるほどの品質を追求する必要があったかなという気はします。総合 スピード スピン コントロール 硬度 柔らかめ(セミソフト)
使用、推奨ラケット リベルタウィロー
-
-
1.8mm厚をカットマン用ラケットのフォア側で使用。
赤でしたが、まず色がいい。そしてシートのしっとり感が、お値段以上の上質感です。
打ってみると、マークVに代表される伝統派の高弾性よりも1段階上の弾みでした。マークVとHPSの中間くらいでしょうか。心地よい打球感、打球音で飛んでいきます。もちろん、勝手に飛んでゆく感じではなく、高弾性の「自分で打ってる」感がしっかりあります。回転量も極端ではありませんが必要十分にあり、カットもよくかかりました。
反撃に関しては、ドライブでもいいのですが、しっかり食い込ませてのミート系が気持ちいいですね。相手の回転の影響を受けにくく、レシーブも台上のプレイも思い通りできます。コントロールに関しては、テンションとは比較になりませんね。
正直言って、悪いところが見つかりません。
「どうしてもテンション、粘着」という人でなければ、このラバーが気に入らない人はいないのでは?「ヴェンタスシリーズの前座」、「いつかは卒業するラバー」のような位置づけに、メーカー自身でしてしまっているのが、いかにも残念ですが、これはほぼすべての点でマークVを上回る、高弾性期待の星だと思います。
総合 スピード スピン コントロール 硬度 柔らかめ(セミソフト)
使用、推奨ラケット リベルタウィロー
-
-
卓球とは、球速や回転量を競う競技ではありません。「相手のコートに打球を入れられるかどうか?」を競うスポーツです。
であれば、何をおいても、「自分の思った通りのタマが打てるもの」を探すのが第一です。さて、闇雲にさがしても埓があかないので、どうするか?
そこでこのマークVですが、まずは非テンション、非粘着では、おそらくは世界最高、卓球史上最高のバランスが約束されています。
そのうえで、微粘着のXSだけは少し違いますが、スポンジだけを変えて、30°、AD、元祖、M2、HPS、HPSソフトのラインナップがあり、厚さも極薄から特厚まで、さらに皮付きまであります。
マークVシリーズをまとめて、「シートが共通で、膨大なスポンジの種類と厚さが用意されたマークV」と考えれば、シートの優秀性が保証されているだけに、あとは安心して、自分に合ったものを選べばいいのです。
基本的には、軟らかいものから試して、徐々に硬くしていく感じになりますかね。厚さに関しては、ほんとに人それぞれなので、試行錯誤しかないですが。
私はカットマンですが、元祖マークVの薄(皮付き)がベストです。
総合 スピード スピン コントロール 硬度 硬め(セミハード)
使用、推奨ラケット リベルタウィロー
-
-
リベルタウィローのフォア側に厚を貼りました。
タキネスチョップでカットの基礎を身に着けたら、次はこれでいいのでは。
スポンジはかなり硬いですが、シートが軟らかいので、それほど使いにくくなく、すぐに慣れると思います。
タキネスチョップほどではないですが、非常に弾まないので、強打は抑え易いです。そのかわり、攻撃は期待できませんので、あくまでも、カットで粘り倒し、相手のリズムを崩すのに、軽いドライブをたまに入れる、という使い方がよいかと思います。
特筆すべきは回転で、カット、ツッツキともに気持ちよく切れます。
安易にテンションに手を出して、「用具に振り回される」ことを好まない方にとっては、長く使うほどに味の出る、いぶし銀のようなラバーだと思います。総合 スピード スピン コントロール 硬度 硬め(セミハード)
使用、推奨ラケット リベルタウィロー
-
-
ラケットとの組み合わせや、私の打ち方との相性もあるんでしょうが、驚くほどカットが安定します。テンションなので、ドライブやスマッシュのときは、きちんと弾むのですが、カットとなるとピタッと止めてくれます。多少体勢が崩れても、当てれば入ってくれるような感じがあります。
回転の最大値はそれほど高くない気がしますが、回転のかけやすさ、軽くかけたときの回転量がずば抜けています。最高速度はそれほどでなくても、実用域でのトルクが太いクルマみたいな感じです。
こんなことは、いままでどんなラバーを使ってもなかったことであり、正直、ほかのラバーに変える理由が、全くありません。
総合 スピード スピン コントロール 硬度 柔らかい(ソフト)
使用、推奨ラケット 7P-2A.DF