【V15stickyとハイブリッドK3FXを比較】丹羽孝希選手や吉村和弘選手が使うV15stickyと世界トップ選手が使う粘着ラバーを柔らかくしたハイブリッドK3FXを徹底比較試打!

元日本リーガーで日本式ペンドライブ型の下川裕平さんが2024年秋の新商品、VICTASのV15stickyとTIBHARのハイブリッドK3FXを比較試打。

今秋、注目される2枚の微粘着ラバーが気になったので比較試打を行っていきます。
1枚は丹羽孝希選手や吉村和弘選手が使用するVICTASのV15sticky。
もう1枚は注目のルブラン兄弟が使っているハイブリッドK3PRO、松平健太選手やヨルジッチ選手が使うハイブリッドK3を柔らかくしたハイブリッドK3FX。

●V15sticky
一言でいうと
「何でもできる優等生な粘着ラバー」
キョウヒョウやテンキョクほどのザ・粘着まではいかないものの、その1歩手前の「粘着の嫌らしさ」は存分に発揮できるラバーのように感じました。
また、粘着の打球感に嫌悪感を抱く人も少なからずいると想像していますが(私もその一人で、粘着の打球感はあまり好きではありません)、粘着っぽい打球感はかなり少なく感じました。
また、最近私が感じている「相手のボールの質が高い」と、それに合わせて倍返ししていくようなラバーにも感じました。なので、相手のボールの勢いが良いとコチラもそんなに振らなくても良いボールが出てくれますし、逆に相手のボールの勢いが弱いとコチラはしっかりスイングしないとボールが飛んで行ってくれません。V15stickyの良さが光るのは対戦相手が上級者層であったり、自分からしっかりとしたスイングをしていく選手だと感じました。

●ハイブリッドK3FX
粘着ラバーにテンションがかかっているというよりは
「テンションラバーに少し粘着が付いた」のがハイブリッドK3FXかなという風に感じました。
私が「粘着っぽいな」と感じた場面でいうと、下がってからの中陣ドライブや粘るドライブ。あとはサーブが見た目より鋭い切れ味が出せるので、そのギャップで対戦相手のレシーブを困らせることができそうです。
ほとんどテンション、限定された場面で粘着!みたいな戦い方ができますし、打球感も気持ちよく、ある意味対戦相手のボールに関係なく技術力をしっかり発揮されるようなラバーなので初中級者層で使う、または男性選手のバックのラバーで使うというのが良いのかなと感じました。

今回の動画が参考になると幸いです。
下川

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