インナーにしては初速があり飛距離も出ます。弾道も直線的なので、弧線の出しやすいラバーと組み合わせるのがおススメです。
攻撃時は弾む割に、ブロックや台上など守備面ではブレードサイズが大きいおかげかとても安定します。
リブラ(てんびん座)の名の通り攻撃と守備のバランスがハイレベルで取れたラケットです。
ただ、ブレードサイズが159×152とかなり大きいので、張るラバーは考えないと簡単に190gオーバーのラケット重量になってしまいます。
なのでラバーはドイツ製よりも軽めの日本製ラバーがおススメです。特にバックにグレイザーは食い込ませて良し、弾いて良し、守って良しで相性抜群でした。
重さに不安がある場合は、ラケットで十分にスピードは出るのでラバーは厚にするのもアリでしょう。

バイオリンカーボンインナーが割れてしまったために変更。
最初は弾みが強すぎてスマッシュが全く安定しなかったが、1時間ほど練習して試合を行うと印象が一変。
ハーフロングのボールをループで入れたい時の低さと回転量の素晴らしさや、バックのアタック8で弾きにいった時の弾みの良さ、相手のドライブをカウンターした時の安定感など、ラケット変更して当日なのに不安を感じることがなく、やりたいことを思った通りにできた。
練習では安定しなかったスマッシュや角度打ちも、足を動かして体勢を整えれば、イメージ通りのスイングでイメージ通りのコースに決まる。
球持ちがよくてボールを掴むところはバイオリンと同じだが、そこからの弾みの良さは倍くらいに感じた。
これは当たりの神ラケかもしれない、そう思える部分がとても多かった。

あと、グリップの緑色のレンズがバタフライ製品と異なり、宝石みたいになっている所も高評価でした。笑笑