【下川裕平が比較試打】V>22Double Extraを最近お気に入りのディグニクス64とテナジー64と比較してみたら・・・
VICTASの最新ラバー「V>22Double Extra」を元日本リーガーで日本式ペンドライブ型の下川裕平さんが試打。
V>22Double Extraを最近お気に入りのテナジー64、ディグニクス64との比較を想定しながら試打を進めました。
スピン系テンションでスピードが出るタイプの3種を比較し、ざっくり結論から言うと、、、
●一番守備力(どんな球でも鈍感に返球)があるのがテナジー64
●攻撃(決定力)と守備力のバランスに優れているのがディグニクス64
●攻撃力に超特化しているのがV>22Double Extra
といった印象を受けました。
綺麗なボールの打ち合いにメチャクチャ強いので、県のトップクラス高校生や大学生に是非使用してほしいラバーだと感じました。圧倒的な攻撃力の反面、意外にもレシーブの入り口や台上処理(ツッツキやストップ)も全然浮かないので、キッチリレシーブして両ハンドの高い打点で打ち込むスタイルに非常に向いているラバーです。また、ある限定的な部分でもとてつもない強さを発揮するのでスマッシュを多用したり、ツッツキ&ブロックからのミート打ちやカウンターを駆使する女子選手にも合うラバーだと感じました。注意すべき点は下回転に対するドライブやチキータ、または打点が少し落ちた時の弧線のイメージが今まで使ったラバーと異なるため、その点は練習が必要になる部分です。
このV>22Double Extraは現在販売されている主流のラバーとはそもそもの路線が違うので、そういった意味では凄く魅力を感じるラバーでした。私のような片面ペンドライブでもショートや粘りのドライブを多用するタイプやマスターズの死に球を処理する必要がある人にはややオススメしづらいですが、同じような用具を使うとどうしても環境や練習量に依存してしまうため、一発下剋上を起こしたい。そういった方にもオススメできるラバーです。
下川
※貼るラケットによっては受け取る性能の感覚の違いがあるかもしれないので要注意
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