戸上隼輔は単で銅、複2種目で二冠 早田ひなは国際大会2大会全種目優勝の偉業 2021アジア卓球選手権 最終日

9月28日から10月5日までカタール・ドーハで開催された「第25回アジア卓球選手権大会」。
大会最終日の10月5日は男女シングルスの準決勝と決勝、女子ダブルスの準決勝と決勝の試合が行われた。

女子シングルスの早田ひなは申裕斌(韓国)に1ゲームを先取されたものの、2ゲーム以降は変化の大きい巻き込みサーブからの積極的な両ハンド攻撃で得点を量産。3-1で韓国エース候補の17歳を下し、アジア女王に輝いた。
今大会早田は女子シングルス、女子団体、混合ダブルスの3冠を獲得。9月のWTTシリーズでも出場した女子シングルスと混合ダブルスを制し、国際大会2大会を無敗、全種目優勝で終えるという偉業を成し遂げた。


<最終日試合結果>
■男子シングルス■
●決勝
李尚洙(韓国)3(-10、6、6、-7、8)2 荘智淵(チャイニーズタイペイ)

●準決勝
荘智淵(チャイニーズタイペイ)3(-6、12、7、9)1 張禹珍(韓国)
李尚洙(韓国)3(-8、11、10、6)1 戸上隼輔


□女子シングルス□
○決勝
早田ひな 3(-7、4、8、4)1 申裕斌(韓国)


□女子ダブルス□
○決勝
田志希/申裕斌(韓国)3(5、-7、3、4)1 李皓晴/杜凱栞(中国香港)

○準決勝
田志希/申裕斌(韓国)3(8、8、9)0 長﨑美柚/安藤みなみ
李皓晴/杜凱栞(中国香港)3(9、1、3)0 鄭先知/劉馨尹(チャイニーズタイペイ)


<最終順位>
■男子シングルス■
優勝:李尚洙(韓国)
準優勝:荘智淵(チャイニーズタイペイ)
3位:戸上隼輔(日本)
3位:張禹珍(韓国)

□女子シングルス□
優勝:早田ひな(日本)
準優勝:申裕斌(韓国)
3位:安藤みなみ(日本)
3位:芝田沙季(日本)

■男子ダブルス■
優勝:宇田幸矢/戸上隼輔(日本)
準優勝:張禹珍/林鐘勲(韓国)
3位:アチャンタ/グナナセカラン(インド)
3位:デサイー/タッカー(インド)

□女子ダブルス□
優勝:田志希/申裕斌(韓国)
準優勝:李皓晴/杜凱栞(中国香港)
3位:長﨑美柚/安藤みなみ(日本)
3位:鄭先知/劉馨尹(チャイニーズタイペイ)

■混合ダブルス□
優勝:戸上隼輔/早田ひな(日本)
準優勝:張禹珍/田志希(韓国)
3位:黄鎮廷/杜凱栞(中国香港)
3位:何鈞傑/李皓晴(中国香港)

(ライター:菅家雅治)

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