男子は樊振東が2連覇達成 女子は孫穎莎が初の戴冠 早田ひなは価値ある単の銅メダル 2023世界卓球ダーバン

5月20日から28日まで南アフリカのダーバンで開催された「2023年世界卓球選手権ダーバン大会(個人戦)」。

男子シングルスは樊振東(中国)が王楚欽(中国)を下し2連覇を達成。
樊振東はゲームカウント3-1、10-5とあと1点で優勝が決まる大量リードの場面から逆転を許し、あわやの展開も考えられたものの次のゲームは3点でシャットアウト。強心臓ぶりを見せつけた。
女子シングルスは準決勝で早田ひなを破った孫穎莎(中国)が東京五輪金メダリストの陳夢(中国)を4-2で下し初優勝。東京五輪銀メダル、2021年世界卓球銀メダルと2大大会のファイナリストながら無冠だった22歳が悲願の初優勝を果たした。

34歳の馬龍(中国)は後輩の林高遠(中国)を下しながらも王楚欽(中国)に敗れ銅メダル。敗戦直後、数々の栄冠を勝ち取ってきた右手で卓球台を寂しげに触れる姿が印象的だった。

■男子シングルス■
●決勝
樊振東(中国)4(-8、9、7、10、-11、3)2 王楚欽(中国)

●準決勝
樊振東(中国)4(5、-7、10、7、-8、8)2 梁靖崑(中国)
王楚欽(中国)4(9、8、3、-6、7)1 馬龍(中国)

●準々決勝
樊振東(中国)4(7、11、3、7)0 O.アサール(エジプト)
梁靖崑(中国)4(11、9、-12、-14、9、9)2 張本智和
馬龍(中国)10、11、-14、11、7 林高遠(中国)
王楚欽(中国)10、6、8、-10、8 リンド(デンマーク)

□女子シングルス□
○決勝
孫穎莎(中国)4(-5、8、7、7、-7、6)2 陳夢(中国)

○準決勝
孫穎莎(中国)4(4、5、8、-5、8)1 早田ひな
陳夢(中国)4(-5、11、12、6、7)1 陳幸同(中国)

○準々決勝
孫穎莎(中国)4(6、8、6、5)0 ハン・イン(ドイツ)
早田ひな 4(-4、3、9、-6、9、-8、19)3 王芸迪(中国)
陳夢(中国)4(7、5、5、5)0 伊藤美誠
陳幸同(中国)4(5、8、8、9)0 王曼昱(中国)

■男子ダブルス■
●決勝
樊振東/王楚欽(中国)3(11、6、5)0 張禹珍/林鐘勲(韓国)

●準決勝
樊振東/王楚欽(中国)3(-7、3、5、12)1 李尚洙/趙大成(韓国)
張禹珍/林鐘勲(韓国)3(7、-5、-8、9、5)2 オフチャロフ/フランチスカ(ドイツ)

□女子ダブルス□
○決勝
陳夢/王芸迪(中国)3(8、7、10)0 申裕斌/田志希(韓国)

○準決勝
申裕斌/田志希(韓国)3(7、9、6)0 孫穎莎/王曼昱(中国)
陳夢/王芸迪(中国)3(-8、6、5、11)1 長﨑美柚/木原美悠

■混合ダブルス□
●決勝
王楚欽/孫穎莎(中国)3(6、2、7)0 張本智和/早田ひな

●準決勝
王楚欽/孫穎莎(中国)3(-9、7、-10、5、8)2 黄鎮廷/杜凱栞(中国香港)
張本智和/早田ひな 3(-7、6、7、6)1 林詩棟/蒯曼(中国)

(ライター:菅家雅治)

記事に対するコメント

コメントはまだありません。

コメントを投稿する

※最大500文字です。

 

関連記事

樊振東 選手に関連する記事

選手別

卓球ナビへようこそ!
レビューを投稿して商品券をゲットしませんか?

新規会員登録