初開催のWTTマカオ、初代王者は馬龍と孫穎莎 2020WTTマカオ 卓球
11月25日から29日までマカオでITTF(国際卓球連盟)主催の新大会「WTT(World Table Tennis)マカオ」が開催された。
5ゲーム先取の9ゲームマッチ、ジュースは最終ゲームのみという特殊ルールで行われた決勝を制したのは馬龍(中国)と孫穎莎(中国)。
馬龍は2020世界卓球中国代表の20歳、王楚欽(中国)を決勝で下し、今月行われたITTFファイナルズに続いて2週連続でITTF主催大会の金メダルを獲得した。
孫穎莎は丁寧(中国)と陳夢(中国)を破って決勝に勝ち上がった好調の陳幸同(中国)を5-1で下し、8強に6人の中国選手がひしめく中で見事女王に輝いた。
■男子シングルス■
●決勝(11ポイント先取の9ゲームマッチ。最終ゲームのみジュースあり)
馬龍(中国)5(5、9、4、5、-10、8)1 王楚欽(中国)
●準決勝(11ポイント先取の7ゲームマッチ。最終ゲームのみジュースあり)
馬龍(中国)4(5、10、-8、7、3)1 林高遠(中国)
王楚欽(中国)4(3、8、8、7)0 ファルク(スウェーデン)
●準々決勝(11ポイント先取の5ゲームマッチ。最終ゲームのみジュースあり)
林高遠(中国)3(-10、7、9、5)1 方博(中国)
馬龍(中国)3(8、7、-10、-9、5)2 鄭栄植(韓国)
ファルク(スウェーデン)3(7、10、-2、8)1 許昕(中国)
王楚欽(中国)3(10、-8、4、-7、9)2 カルデラノ(ブラジル)
□女子シングルス□
○決勝(11ポイント先取の9ゲームマッチ。最終ゲームのみジュースあり)
孫穎莎(中国)5(10、8、6、-9、6、4)1 陳幸同(中国)
○準決勝(11ポイント先取の7ゲームマッチ。最終ゲームのみジュースあり)
陳幸同(中国)4(-10、-1、-7、10、9、5、7)3 陳夢(中国)
孫穎莎(中国)4(-8、7、-7、-2、7、10、10)3 王曼昱(中国)
○準々決勝(11ポイント先取の5ゲームマッチ。最終ゲームのみジュースあり)
孫穎莎(中国)3(6、-10、3、-6、9)2 王芸迪(中国)
陳幸同(中国)3(-10、-7、9、8、12)3 丁寧(中国)
陳夢(中国)3(10、7、-10、3)1 馮天薇(シンガポール)
王曼昱(中国)3(3、7、-8、3)1 鄭怡静(チャイニーズタイペイ)
(ライター:菅家雅治)
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