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張本智和が日本男子33年ぶりの優勝 伊藤美誠は王芸迪に敗れ準V 2022アジアカップ

11月17日から19日までタイのバンコクで「2022 ITTF-ATTUアジアカップ」が開催された。

李尚洙（韓国）、荘智淵（チャイニーズタイペイ）を破った張本智和は準々決勝で王楚欽（中国）、準決勝で宇田幸矢を下して勝ち上がった林鐘勲（韓国）と決勝で激突。もとより得意なバックハンドはおろか、世界選手権同様、強化したフォアハンドでも主導権を握った日本の19歳が韓国の左腕を寄せ付けず、アジア王者に輝いた。

決勝に進んだ伊藤美誠は勝ったり負けたりを繰り返しながら昨年の世界選手権で敗れた王芸迪（中国）に対し、ピッチの早いバックハンドで得点を重ね試合をリードしたものの、ゲームカウント2-2となって以降はどこまで打っても返し続ける王芸迪の驚異的な粘りに屈する結果に。それでも特別にハードな連戦の中での価値あるアジア2位となった。

■男子シングルス■
●決勝
張本智和 4（9、-7、8、10、2）1 林鐘勲（韓国）

●準決勝
林鐘勲（韓国）4（9、-6、10、5、4）1 宇田幸矢
張本智和 4（8、-9、1、9、12）1 荘智淵（チャイニーズタイペイ）

●3位決定戦
荘智淵（チャイニーズタイペイ）4（-6、9、-9、10、7、9）2 宇田幸矢

●準々決勝
林鐘勲（韓国）4（6、-9、5、7、-6、-9、10）3 王楚欽（中国）
宇田幸矢 4（3、7、8、-8、-6、-4、8）3 黄鎮廷（中国香港）
荘智淵（チャイニーズタイペイ）4（7、-7、7、7、-6、9）2 No.アラミヤン（イラン）
張本智和 4（6、6、-7、7、9）1 李尚洙（韓国）

□女子シングルス□
○決勝
王芸迪（中国）4（-4、6、-9、10、9、8）2 伊藤美誠

○準決勝
王芸迪（中国）4（7、-6、4、9、5）1 早田ひな
伊藤美誠 4（8、-7、7、6、-8、7）2 バトラ（インド）

○3位決定戦
バトラ（インド）4（6、-6、7、10、-4、2）2 早田ひな

○準々決勝
王芸迪（中国）4（-7、6、3、3、5）1 申裕斌（韓国）
早田ひな 4（8、-7、-9、-9、6、4、6）3 杜凱栞（中国香港）
バトラ（インド）4（-6、6、5、7、-8、-9、9）3 陳思羽（チャイニーズタイペイ）
伊藤美誠 4（8、5、10、13）0 田志希（韓国）

（ライター：菅家雅治）

張本智和が日本男子33年ぶりの優勝　伊藤美誠は惜しくも準V＜卓球・アジアカップ2022＞ | 卓球メディア｜Rallys（ラリーズ）

19日、タイにてアジア圏の代表選手が集うアジアカップ2022が大会最終日を迎え、男女シングルス決勝が行われた。

https://rallys.online/topic/international/asiacup20221119menssinglesfinal/