2020/11/24

明日(11/25)開幕 WTTマカオのドローが決定 馬龍、許昕、丁寧、陳夢ら世界のトップ16選手が出場 卓球

11月25日から29日までマカオで新大会「WTTマカオ」が開催される。
WTTは卓球の商業化を目的にして開催されるITTF主催の新大会だ。
現行のワールドツアーは2021年からWTTシリーズに置き換えられる予定となっている。

8ポイント先取によりゲームが決着する“ラッキー8”制など、新しいルール、新しい試みが今大会では披露される予定だ。
出場選手は先日まで開催されたITTFファイナルズと同じ男女各16名だが、シードを決めるための試合「トップ4シードバトル」が行われるなど試合数は今大会の方が多い。卓球ファンにとってはハイレベルな試合が普段よりたくさん楽しめる大会といえる。

なお日本選手は今大会にエントリーしていない。

■男子出場選手■
1.許昕(中国)
2.鄭栄植(韓国)
3.林昀儒(チャイニーズタイペイ)
4.林高遠(中国)
5.ガルドシュ(オーストリア)
6.カルデラノ(ブラジル)
7.ツボイ(ブラジル)
8.方博(中国)
9.馬龍(中国)
10.王楚欽(中国)
11.趙子豪(中国)
12.サリフ(エジプト)
13.ピッチフォード(イングランド)
14.黄鎮廷(中国香港)
15.張禹珍(韓国)
16.ファルク(スウェーデン)

■男子組み合わせ■
<バトル1>
張禹珍(韓国)- ピッチフォード(イングランド)
方博(中国)- ガルドシュ(オーストリア)
黄鎮廷(中国香港)- サリフ(エジプト)
趙子豪(中国)- ツボイ(ブラジル)

<バトル2>
林昀儒(チャイニーズタイペイ)
ファルク(スウェーデン)
王楚欽(中国)
鄭栄植(韓国)

<トップ4シードバトル1>
許昕(中国)- カルデラノ(ブラジル)
馬龍(中国)- 林高遠(中国)

■女子出場選手■
1.王曼昱(中国)
2.A.ディアス(プエルトリコ)
3.馮天薇(シンガポール)
4.陳夢(中国)
5.陳幸同(中国)
6.丁寧(中国)
7.劉煒珊(中国)
8.孫穎莎(中国)
9.王芸迪(中国)
10.P.ゾルヤ(ドイツ)
11.杜凱栞(中国香港)
12.田志希(韓国)
13.徐孝元(韓国)
14.スッチ(ルーマニア)
15.鄭怡静(チャイニーズタイペイ)
16.チャン・リリー(アメリカ)

■女子組み合わせ■
<バトル1>
チャン・リリー(アメリカ)- P.ゾルヤ(ドイツ)
杜凱栞(中国香港)- スッチ(ルーマニア)
田志希(韓国)- A.ディアス(プエルトリコ)
徐孝元(韓国)- 劉煒珊(中国)

<バトル2>
鄭怡静(チャイニーズタイペイ)
王芸迪(中国)
馮天薇(シンガポール)
陳幸同(中国)

<トップシード4バトル>
陳夢(中国)- 丁寧(中国)
孫穎莎(中国)- 王曼昱(中国)

■試合スケジュール■
・バトル1(11月25日)
・バトル2(11月26日)
・トップ4シードバトル(11月25日、26日)
・準々決勝(11月27日)
・準決勝(11月28日)
・決勝(11月29日)

■試合方式■
<バトル1>
ランキング9位から16位の8選手が抽選により決まった組み合わせで試合を行う。
バトル1の勝者4選手がバトル2に進出する

<バトル2>
シード5位からシード8位の4選手がそれぞれバトル1の勝者と試合を行う。

シード5位 vs バトル1の勝者のランキング4位
シード6位 vs バトル1の勝者のランキング3位
シード7位 vs バトル1の勝者のランキング2位
シード8位 vs バトル1の勝者のランキング1位
※バトル2の勝者4選手が準々決勝に進出

<トップ4シードバトル1>
シード1位からシード4位選手による準々決勝の組み合わせ(第1シードから第4シード)を決める試合を行う。トップ4シードバトル2に続く。

マッチA:シード1位 vs シード4位
マッチB:シード2位 vs シード3位

<トップ4シードバトル2>
マッチAの勝者 vs マッチBの勝者
マッチAの敗者 vs マッチBの敗者

<準々決勝>
QF1:第1シード vs バトル2の勝者のランキング4位
QF2:第2シード vs バトル2の勝者のランキング3位
QF3:第3シード vs バトル2の勝者のランキング2位
QF4:第4シード vs バトル2の勝者のランキング1位

<準決勝>
QF1の勝者 vs QF4の勝者
QF2の勝者 vs QF3の勝者

<決勝>
準決勝の勝者 vs 準決勝の勝者

■スコア方式■
<バトル1、バトル2&準々決勝>
・5ゲームマッチ(3ゲーム先取)
・11ポイント制
・第1ゲームから第4ゲームまではデュースなし
・第5ゲームのみデュースあり

<トップ4シードバトル>
※新方式“ラッキー8”を採用

・5ゲームスマッチ(3ゲーム先取)
・8ポイント制(8ポイント先取)
・全てのゲームでデュースなし

<準決勝>
・7ゲームマッチ(4ゲーム先取)
・11ポイント制
・第1ゲームから第6ゲームまではデュースなし
・第7ゲームのみデュースあり

<決勝>
・9ゲームマッチ(5ゲーム先取)
・11ポイント制
・第1ゲームから第8ゲームまではデュースなし
・第9ゲームのみデュースあり

(ライター:菅家雅治)

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