琉球アスティーダ、3季目にして歓喜のTリーグ初制覇 シーズンMVPは吉村真晴 2021Tリーグ プレーオフファイナル

2月26日、東京のアリーナ立川立飛で「ノジマTリーグ2020-2021シーズン プレーオフファイナル」が開催され、レギュラーシーズン2位の琉球アスティーダがレギュラーシーズン1位の木下マイスター東京を3-0で下し、3シーズン目にして悲願の初優勝を果たした。

後期MVPの張本智和を4番、全日本チャンピオンの及川瑞基を単複2点起用という布陣でのぞんだ木下マイスター東京に対し、琉球アスティーダはチーム力と層の厚さで応戦。
前期MVPの戸上隼輔が大島祐哉を、今シーズンマッチ勝利数2位(14勝)の吉村真晴が及川瑞基を破り、ストレート勝ちで見事栄冠を手にした。

昨シーズンは新型コロナウイルスの影響で中止になったプレーオフファイナル。
今月アリーナ立川立飛で行われたレギュラーシーズンの試合は無観客に変更されたもののプレーオフファイナルは予定通り有観客で開催され、選手たちの気迫溢れるプレーが会場を大いに盛り上げた。

女子のプレーオフ ファイナルは2月27日(土)の12:00から男子と同じくアリーナ立川立飛で行われる。

<プレーオフ ファイナル 試合結果>
琉球アスティーダ 3-0 木下マイスター東京
○木造勇人/吉村和弘 2(-9、9、7)1 及川瑞基/田添健汰
○戸上隼輔 3(14、-3、-8、8、8)2 大島祐哉
○吉村真晴 3(4、7、-7、7)1 及川瑞基
 宇田幸矢 - 張本智和

<シーズンMVP(優勝チームより1名)>
受賞選手:琉球アスティーダ 吉村真晴(初)

●選考理由
レギュラーシーズンではチーム最多となるシングルス14勝を挙げ、ファイナル進出を果たしたチームをキャプテンとしてけん引した。
ファイナルにおいても、2-0で迎えた第3マッチで、チームの優勝を決める勝利を収めて勝負強さを発揮。シーズンを通した活躍は、今季旋風を起こした琉球アスティーダの象徴と呼ぶにふさわしく、MVP選出となった。

<ベストペア賞>
受賞ペア:曽根翔/篠塚大登ペア(T.T彩たま)

●選考理由
リーグ最多の13試合でペアを組み、リーグトップとなる10勝の活躍を見せた。
2月9日の勝利で連敗ストップに貢献すると、2月はそのまま負けなしの6連勝。快進撃でシーズンを終えた。

(ライター:菅家雅治)

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