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張本智和と伊藤美誠がアベックV 伊藤は2週連続のWTT女王に輝く 2021WTTスターコンテンダー・ドーハ 最終日 卓球

3月6日から13日までカタールのドーハで開催された「WTT中東シリーズ・スターコンテンダー ドーハ大会」。
大会最終日の13日は男女シングルス決勝、男女ダブルス決勝の試合が行われた。

オフチャロフ（ドイツ）にリベンジを果たし決勝に進んだ張本智和（木下グループ）は今大会水谷隼（木下グループ）、林昀儒（チャイニーズタイペイ）を破っているカットマンのフィルス（ドイツ）と対戦。不規則に繰り出されるフィルスの攻撃に苦しむ場面を見せながらも安定したブロックとカウンターで落ち着いて対応。WTTシリーズの上位大会で見事栄冠を手にした。
最後の1点を取った瞬間、ユニフォームに刻まれた「WASURENAI 3.11」をアピールする姿が印象的だった。

前週のWTTコンテンダーに続いて2週連続での決勝進出となった伊藤美誠（スターツ）。国際大会で4連勝中と分が良いもののオリンピック銀メダリストの実力者である馮天薇（シンガポール）を相手に1ゲームを先取される。序盤は首をかしげるシーンが多く見られた伊藤だったがすぐに盛り返し、右に左に揺さぶりスマッシュで決める伊藤らしい展開からゲームを連取。見事2週連続のWTT女王に輝いた。

■男子シングルス 決勝トーナメント■
●決勝
張本智和 4（9、9、-12、5、-7、8）2 フィルス（ドイツ）

□女子シングルス 決勝トーナメント□
○決勝
伊藤美誠 4（-10、10、7、8、6）1 馮天薇（シンガポール）

■男子ダブルス 決勝トーナメント■
●決勝
李尚洙／鄭栄植（韓国）3（-2、6、8、-8、3）2 ロブレス／イオネスク（スペイン／ルーマニア）

□女子ダブルス 決勝トーナメント□
○決勝
田志希／申裕斌（韓国）3（6、10、8）0 石川佳純／平野美宇

■混合ダブルス 決勝トーナメント□
●決勝
林昀儒／鄭怡静（チャイニーズタイペイ）3（-10、8、9、6）1 李尚洙／田志希（韓国）

●準決勝
李尚洙／田志希（韓国）3（-3、4、9、9）1 水谷隼／伊藤美誠
林昀儒／鄭怡静（チャイニーズタイペイ）3（6、-9、9、-6、0）2 ピシュティ／バラゾバ（スロバキア）

■日本男子 シングルス結果■
・張本智和（木下グループ）：優勝
・水谷隼（木下グループ）：決勝トーナメント3回戦敗退（ベスト16）
・森薗政崇（BOBSON）：決勝トーナメント2回戦敗退
・丹羽孝希（スヴェンソン）：決勝トーナメント2回戦敗退
・宇田幸矢（明治大学）：決勝トーナメント1回戦敗退
・田中佑汰（愛知工業大学）：予選2回戦敗退
・及川瑞基（木下グループ）：予選2回戦敗退

□日本女子 シングルス結果□
・伊藤美誠（スターツ）：優勝
・早田ひな（日本生命）：準々決勝敗退（ベスト8）
・大藤沙月（四天王寺高校）：決勝トーナメント3回戦敗退（ベスト16）
・石川佳純（全農）：決勝トーナメント3回戦敗退（ベスト16）
・平野美宇（日本生命）：決勝トーナメント3回戦敗退（ベスト16）
・木原美悠（JOCエリートアカデミー／星槎）：決勝トーナメント1回戦敗退
・横井咲桜（四天王寺高校）：予選3回戦敗退

（ライター：菅家雅治）

張本智和、伊藤美誠とのアベックV達成　今季国際大会初タイトル獲得＜WTTスターコンテンダードーハ＞ | 卓球メディア｜Rallys（ラリーズ）

WTTスターコンテンダードーハの男子シングルス準決勝に張本智和（木下グループ・世界ランキング5位）が登場し、カットマンのルーウェン・フィルス（ドイツ・同42位）と対戦した。

https://rallys.online/topic/international/210313wtt-harimototomokazu/