日本女子、隙のない中国に敗れるも銀メダル 男子は歴史的激闘の末の銅メダル獲得 2022世界卓球成都大会 9日目結果

9月30日から10月9日まで中国の成都で開催される「2022年世界卓球選手権 成都大会(団体戦)」。
大会9日目の8日は男子準決勝2試合と女子決勝の試合が行われた。

日本男子は19歳のエース張本智和が現世界王者の樊振東と2点起用の王楚欽を撃破。タイミングの早いバックハンドと以前よりパワーが増したフォアハンドの両ハンド攻撃で日本の若きエースが中国の牙城を崩しかけたものの2-3で惜敗。
日本にとって2大会ぶりの銅メダル獲得となったこの一戦は2001年の大阪大会以降9連覇を成し遂げている帝国を最も追い詰めたと言えそうだ。

日本女子チームは中国にストレートで敗戦。
世界ランキング1位から3位までの隙のない布陣で挑んできた中国に、終わってみれば奪ったゲーム数は伊藤美誠の1ゲームのみと、王者チームの強さを見せつけられる結果となった。

■男子■
●準決勝
中国 3-2 日本
○樊振東 3(5、10、4)0 戸上隼輔
 王楚欽 1(8、-8、-6、-9)3 張本智和○
○馬龍 3(-8、5、5、2)1 及川瑞基
 樊振東 2(-7、6、3、-9、-9)3 張本智和○
○王楚欽 3(10、7、4)0 戸上隼輔

ドイツ 3-2 韓国
◯デューダ 3(-10、7、7、7)1 張禹珍
 チウ・ダン 1(-7、-10、6、-8)3 安宰賢◯
 シュトゥンパー 2(-6、4、-5、9、-8)3 趙勝敏◯
◯チウ・ダン 3(12、7、-11、6)1 張禹珍
◯デューダ 3(9、6、-8、6)1 安宰賢

□女子□
○決勝
中国 3-0 日本
○陳夢 3(6、8、8)0 木原美悠
○王曼昱 3(9、-9、10、5)1 伊藤美誠
○孫穎莎 3(7、7、8)0 長﨑美柚

(ライター:菅家雅治)

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